「命の恩人なんです」岡村隆史が語った高倉健との意外なエピソード

写真拡大 (全3枚)

日本人の誰もが記憶している“あのとき”に注目するBS朝日の番組『ザ・ドキュメンタリー』。

12月7日(木)に放送される同番組では、「高倉健の素顔 〜孤高の映画俳優・83年の人生〜」と題して、俳優・高倉健にクローズアップ。彼が死の3カ月前、終戦時の思いを語った貴重な音源も公開する。

©BS朝日

◆“もうひとつの顔”を解き明かす

野太い啖呵と鮮やかなドスさばきで一躍任侠映画のスターに躍り出た高倉健。その後もアクション巨編、人間ドラマへとジャンルを広げ、セリフの少ない演技で絶対的な存在感を確立した大俳優には、つねに「寡黙」「不器用」「孤独」の表現がつきまとう。

しかし、素顔の高倉健は極めて饒舌。そして、驚くほど筆まめだったことを知る人は多くない。

©BS朝日

番組では、津川雅彦、加藤登紀子、石倉三郎、降旗康男監督ら旧知の映画人のほか、ナインティナイン・岡村隆史に「命の恩人」とまで言わせたエピソードを紹介。

また、高倉から手紙を受け取ったさまざまな人々の証言を集め、スクリーンで見せる“孤高の役者”からはうかがえない、人との交流を渇望する“もうひとつの顔”を解き明かす。

そして、プライベートをほとんど明かさない高倉が死の3カ月前に終戦時の思いを語った貴重な音源も公開。息苦しささえ伝わるその声は、“遺言”だったのか? 寡黙な男が秘めていたものとは。