今回の代表戦期間では、グルジア代表に勝利をおさめてワールドカップ出場を決めた、セルビア代表ミヤト・ガチノヴィッチ。ニコ・コヴァチ監督は「うれしいね。彼はこの短期間のうちにA代表で定期的にプレーし、そしていいパフォーマンスで期待に応え、成功をつかむことができた。ワールドカップ出場は、若い彼にとってハイライトとなることだろう。」と喜びを見せた。

まだ22歳のガチノヴィッチは、今年3月にA代表デビューをはたしたばかりであり、まだ出場した試合数はわずかに3。しかしながらすでにチーム内で活躍を見せており、すでに2得点をマークしているところだ。

そんな同選手に対して、英国メディアのテレグラフは、マンチェスター・ユナイテッドのモウリーニョ監督が視察に訪れていたと報道。このままフランクフルトで活躍をつづけるならば、来夏に大きなステップアップを果たしたとして驚きを感じる必要はないはずだ。「ミヤトはどの練習、試合でも常に全力だ。時にはいきすぎて、止めなくてはいけないくらいだよ」と指揮官は賞賛。

本来はトップ下、もしくは左ウィングを主戦場とする攻撃的MFではあるのだが、しかしなから今節についてはボランチ陣の相次ぐ故障により下がり目でプレーする可能性もある。そのほかの候補はボアテング、デ・グズマン。長谷部誠は3バックの中心でプレーすることになるだろう。