オランダ、W杯出場に望み…ロッベン決勝弾で勝利、A組2位と3差に

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第8節が3日に各地で行われ、グループAではオランダ代表とブルガリア代表が対戦した。

 予選7試合を終えて、3勝1分け3敗で勝ち点「10」を記録するにとどまっているオランダ。4日前の前節ではグループ首位のフランス代表に0−4と大敗し、6ポイント差をつけられた。グループ4位に転落し、予選敗退の危機に陥っている。

 ホームゲームに臨むオランダの先発メンバーには、ウェスレイ・スナイデルやアリエン・ロッベン、ダヴィ・プレパー、フィンチェント・ヤンセンらが先発出場している。

 前半立ち上がり、オランダが均衡を破った。左サイドをワンツーで突破したデイリー・ブリントの折り返しにプレパーが合わせ、ゴールネットを揺らした。

 欲しかった先制ゴールを挙げたオランダは16分、左サイドを破られてピンチを迎えたが、エミル・コスタディノフのヘディングシュートは左ポストを直撃。事なきを得て、前半を1−0で終えた。

 後半、次の得点はオランダのものだった。67分、オーバーラップしたブリントがペナルティーエリア左奥でパスを受け、グラウンダーのクロスを供給。ゴール前に飛び込んだロッベンがスライディングで押し込み、追加点を記録した。

 しかし、ブルガリアも直後に反撃。左サイドでのFKからコスタディノフがヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄った。

 それでもオランダは80分、ペナルティーエリア左側でボールを持ったクインシー・プロメスがクロスを送り、ファーサイドのプレパーがヘディングシュートを決めてリードを広げた。

 試合は3−1で終了。オランダが勝利を収め、勝ち点を「13」に伸ばした。今節で首位のフランスが引き分けに終わったため、勝ち点差は「4」に。プレーオフ進出の可能性がある2位のスウェーデン代表とは3ポイント差となり、W杯出場へ望みをつないだ。

 オランダは次節、10月7日にベラルーシ代表とアウェイで対戦。同10日には2位スウェーデンとのホームゲームを控えている。一方のブルガリアは次節、首位のフランスをホームに迎える。

【スコア】
オランダ代表 3−1 ブルガリア代表

【得点者】
1−0 7分 ダヴィ・プレパー(オランダ代表)
2−0 67分 アリエン・ロッベン(オランダ代表)
2−1 69分 エミル・コスタディノフ(ブルガリア代表)
3−1 80分 ダヴィ・プレパー(オランダ代表)