今年8月8日にデビュー2周年を迎えたまねきケチャ。

2017年8月13日(日)に渋谷 TSUTAYA O-EASTで「まねきケチャ 2周年記念ライブ 〜まねかれナイト〜」を開催した。同ライブのチケットはソールドアウトとプレミアムな公演となっており、開演前から期待と興奮の熱気が入り混じった空気に包まれていた。

オープニングムービーが始まるとメンバーの2年間を振り返るドキュメントムービーが流れ、ファンと一緒に、これまでまねきケチャが歩んできた2年間を振り返った。ムービーが終わるとチアガールに扮したバックダンサーを引き連れ登場。会場内に歓声が響き渡る中、「盛り上がっていくぞ」と言う言葉に合わせて、名刺代わりの『冗談じゃないね』からライブをスタートさせたまねきケチャは、この日の暑さを吹き飛ばすサマーチューンの「SPLASH」や週刊プレイボーイの付録CDリリースで話題を集めた『青息吐息』を披露。

序盤のMCでは、2周年を振り返って、「2年間を迎えられたのは皆さんのおかげです。これからも愛を持って歌っていきます。」「ソールドアウトありがとうございます。会場がいつも以上に熱気が凄く楽しみたいので、最後までお願い致します。」といつも応援してくれているファンへ感謝を述べたあと、メンバーは戦隊ものをイメージした新衣裳にも触れ、「リリースイベントの企画で凛ちゃんが戦隊ヒーローのコスプレをしたのを見て、それがとても可愛かったので、いつかまねきケチャでも戦隊ヒーローっぽい衣装が欲しいって言っていたのが実現しました。」と喜びを語った。


 
その後、『妄想桜』『僕が僕を』『妄想日記』と続き、『一刀両断』では、ダンサーがくノ一に扮して再び登場。メンバーが「青」「紫」「赤」「ピンク」を含めた様々な色に切り替わるサイリュームを使ったパフォーマンスを披露。楽曲終わりのメンバーの一刀両断の振付に対して観客が切られ役に扮するなど会場と一体となってライブを盛り上げた。その後、初のダンサーにも触れ、「ダンサーさんが上手なのでいつも以上に気合が入りました。皆さんのおかげで華やかで普段とは違ったステージを魅せれたと思います。」とまねきケチャとしては新たな試みを垣間見えることができた。

そしてライブも後半に突入。衣裳チェンジを済ませ、ノスタルジックな恋心を歌った『愛言葉』からスタートし、『SEVENTH HEAVEN』、『どうでもいいや』を歌唱後、メンバーから重大発表が行われた。2018年1月7日にまねきケチャ、自身最大規模の単独公演を「TOKYO DOME CITY HALL」で開催されることが発表された。目標である「日本武道館」に向けた通過点として、会場を満員にする事を会場に誓った。

その後は「モンスターとケチャ」はセリフパートから歌唱がスタートする楽曲にバックダンサーを交えパフォーマンスする姿は、ミュージカルの様な迫力あるステージとなった。『タイムマシン』、『奇跡』を歌唱した後、まねきケチャは改めて各々が2年間を振り返った。

藤崎千愛は「2周年を迎えられたのは皆さんに支えられたからです。2年が経ち自分自身もまだまだと思います。くじけそうな時もあるけど私は歌が大好きです。みんなの応援と頑張らないと夢を叶う事は出来ないと思いますので、歌を皆の心に届くように歌います。」

宮内凛は「ファンにサプライズして頂いてばかりで、早く恩返しがしたい。」と語った後、6月28日を持って脱退した藤崎真有香にも触れ、「まねきケチャは4人になったけど、目標である紅白をまゆたに見せたい。私達がまゆたの気持ちを連れて行きます。もう2年目、新人とは言えないので頑張っていきます。」

松下玲緒奈は「私にとって2周年は凄く早かった。楽しい事や悲しい事など目まぐるしく変わっていく中で、まゆたの脱退は本当に辛かったです。」と涙する場面も、「紅白は必ず行けるように4人で頑張るので、ファンの皆さんも付いてきてください。」

中川美優は、「今日は集まってくれてありがとう。良く2年も持ったねと言われます。」と会場に笑いを誘った後、「脱退やレーベルが変わって大きな変化は大変でした。この後も頑張っていきます。」と語ったあと、『きみわずらい』で本篇は終了したのはつかの間、会場のコールとサイリュームの「青」「紫」「赤」「ピンク」の点滅と共に再びステージに登場した。

アンコールでは、デビュー曲『告白のすすめ』『ありきたりな言葉で』と続き、最後は再び1曲目に披露した『冗談じゃないね』でライブを締めくくった。