酒井主将のHSV、数的不利の3部相手にまさかの敗戦…ポカール初戦敗退決定

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 DFBポカール1回戦が13日に行われ、3部のオスナブリュックと日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVが対戦した。

 今シーズンも引き続きキャプテンを務める酒井は、右サイドバックのポジションで先発している。

 18分、ハンブルガーSVはボビー・ウッドが抜け出すと、マルセル・アピアーがスライディングタックル。このプレーが危険なタックルとみなされ一発退場に。ハンブルガーSVが数的優位に立つ。

 攻め続けるハンブルガーSVだったが、39分に左サイドを崩されるとハリル・サヴランに決められ、先制を許してしまう。前半はハンブルガーSVの1点ビハインドで折り返す。

 ハンブルガーSVは後半開始からギディオン・ジャングを下げてルイス・ホルトビーを投入する。しかし61分、またしても左サイドを崩されるとクロスにマーク・ハイダーが詰めて、リードが2点差に。さらに71分、今度は右サイドからクロスを上げられるとアーメト・アルスランに決められてしまう。

 直後の74分に相手のハンドでPKを獲得すると、ボビー・ウッドが決めて1点を返す。しかし、試合は3−1で終了。ハンブルガーSVは10人の3部クラブを相手にまさかの敗戦でDFBポカール1回戦敗退となった。なお、酒井はフル出場を果たしている。

【スコア】
オスナブリュック 3−1 ハンブルガーSV

【得点者】
1−0 39分 ハリル・サヴラン(オスナブリュック)
2−0 61分 マーク・ハイダー(オスナブリュック)
3−0 71分 アーメト・アルスラン(オスナブリュック)
3−1 74分 ボビー・ウッド(ハンブルガーSV)