陽耀勲

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(台北 10日 中央社)今年の球宴本塁打競争が9日、東部・花蓮県の徳興球場で行われ、ラミゴの陽耀勲外野手が決勝で26本を放ち、チームメートの朱育賢内野手を下して初優勝を果たした。3連覇に挑んだ中信の林智勝内野手は4強止まりに終わった。

球場では当日、左翼から右翼方向に風が吹いており、左打者である陽と朱は風向きを味方につけた。一方、右打者の林にとっては不利な状況となり、2回戦で朱に敗れた。朱は決勝戦で17本打ったが、陽に及ばなかった。陽が今大会で放った本塁打は史上最多となる計56本。

陽は2006〜2013年の間、ソフトバンクに投手として在籍し5勝を挙げた。その後、米マイナーなどを経て2015年にラミゴに入団し、野手に転向。巨人の陽岱鋼は実弟で、大会当日には父の陽徳興さんも応援に駆けつけた。

(林宏翰/編集:楊千慧)