自動運転車がけん引(画像は、日産自動車「ノート」。同社のホームページから)

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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2017年7月3日に発表した17年上半期(1〜6月)の国内新車販売台数は、前年同期比9.2%増の278万2542台となった。

上半期としては3年ぶりにプラスに転じた。

自動運転技術の車が好まれる

自販連によると、2017年上半期の新車販売台数(登録車)は前年同期と比べて10.1%増の180万8250台。また、軽自動車の新車販売台数は7.6%増の97万4292台(全軽自協調べ)だった。

増加の理由について自販連は7月4日、J‐CASTニュースに、「各自動車メーカーから新型車が相次いで販売されていることに加え、自動運転技術が進んでいることが考えられる」と話した。

日産自動車の「ノート」のeパワーなどでみられる自動ブレーキや自動車線変更などの自動運転技術が進んできたことで、自動運転車を購入する人が増えたという。

一方、全軽自協は、「三菱自動車の燃費不正問題をきっかけに、2016年4〜6月は三菱自とOEM供給を受けていた日産自動車が販売を停止していたが、今年はそれを再開したことがあります」と話した。