ペッパー、世界初の搭乗券スキャン機能搭載=エバー航空/台湾

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(桃園 7日 中央社)エバー(長栄)航空は7日、世界初の搭乗券スキャン機能を搭載したヒト型ロボット「ペッパー」の進化版を桃園国際空港(桃園市)でお披露目した。中国語、日本語、英語の3カ国語でスキャン機能が利用可能。利用者は搭乗時間や搭乗口、搭乗口までの所要時間のほか、目的地の気象情報など最新の情報を手に入れることができる。

同社は昨年12月にペッパーの活用を開始。導入から半年で3万人がペッパーと触れ合った。ペッパーは同社の各種サービスから就航都市、VIPラウンジの食事メニューまで様々な情報を紹介するほか、利用者の年齢を当てることもでき、一緒に写真を撮影しようとする利用者も多いという。

同社によると、進化版ペッパーは桃園空港VIPラウンジや台北松山空港(台北市)のチェックインカウンター前に順次設置される予定。今後は会話データベースを積極的に追加し、利用者が思うがままにペッパーと会話できるようにしたいと、同社はさらなる進化に意欲を見せている。

(邱俊欽、管瑞平、韋枢/編集:名切千絵)