夜の台南公園=台南市観光旅遊局提供

写真拡大 (全2枚)

(台南 7日 中央社)日本統治時代に開園した台南公園(台南市)は、17日に満100周年を迎える。晴れの日を記念すべく、園内に残る日本庭園の修復が進められており、高台寺(京都府)の庭園を修復したことなどで知られる日本の著名造園家、北山安夫氏の指導の下で、かつてあったとされる滝が再現された。15日に潅水が行われる。

台南公園は1917(大正6)年に開園した、台南市で最も古く、大きな公園。今でも市民の憩いの場として親しまれているが、長い歳月で、公園の様子は大きく変わっている。

6日に行われた100周年記念イベントの一つに出席した北山氏は、市民が公園を大切にする気持ちが修復工事を完成に導き、庭園をより美しく変貌させたと喜んだ。

(張栄祥/編集:塚越西穂)