衛生福利部のフェイスブック・ページより

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(台北 8日 中央社)今月下旬に開幕する世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)オンライン申請締切日の当日となった8日、蔡総統はツイッターで駐米国台北経済文化代表処の「中華民国台湾の国際保健への注力はWHA加入に値します」という英語の書き込みを引用して投稿し、国際社会に向けたアピールを行った。蔡総統はこれまでもツイッター上で英語や日本語による投稿を行っており、今回で9度目となった。

WHAが22日からスイスのジュネーブで開催されるが、台湾への招待状は依然として届いていない。台湾は友好関係にある国を通じてWHO側に呼び掛けを行っているが、参加できるかどうかはいまだに不透明なままだ。

高碩泰・駐米代表(大使に相当)は、米東部標準時5日に発行された米紙、ワシントン・タイムズに文章を寄稿している。台湾の貢献を米国に向けてアピールし、WHA参加の正当性を訴えた。

衛生福利部(衛生省)は、8日午後6時ごろ記者会見を開くとしており、今後の方針について発表される見通し。

(呂欣ケイ/編集:楊千慧)