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揺れるフォース・インディアF1チーム

現在フォース・インディアF1チームが揺れている。代表のビジェイ・マリヤが逮捕されただけでなく、彼のパートナーであるサブラタ・ロイも同じようなトラブルに直面しているのだ。

かねてから露呈している資金難も拍車をかけ、上記ツートップがF1チームを存続することは困難だと判断するのが妥当。そこで「ブラバム」の名前があがっている。

ジャック・ブラバムの3男の存在

3度のワールド・チャンピオンに輝いたジャック・ブラバムの息子であるデビッド・ブラバムもまた、F1やル・マンを経験している。そんな彼の手にフォース・インディアF1チームが渡るかもしれない。

今、彼は「プロジェクト・ブラバム」と銘打って、アメリカの投資家からの支援を受けながら、シルバーストンを拠点としたチームの再ブランディングを行っている。

「プロジェクト・ブラバムが発足して以来、たくさんのアプローチを受けています」とブラバム。

ひとつの企みとして、マクラーレンのようなビジネス手法があるのだという。

ブラバムの名がF1に? スーパーカーも?

デビッド・ブラバムは「ブラバムという名は、69年以上におよぶレースのヘリテージそのものです。この名前をサーキットで再び目にしたいものです」と語る。

このプロジェクトには、マクラーレンのようなビジネス・プランも含まれているという。

レースにおけるバックグラウンドを自身の製品に昇華し、たとえばスーパーカーなどのプロダクトを生みだすという手法だ。

ブラバムの名を掲げたスーパーカーを目にすることが、そう遠くない将来に起こりうる。

その時には、同名のF1チームが存在しているかもしれない。