Microsoftは25日(現地時間)、パソコン(PC)など向けOS「Windows 10」において4月11日より順次配信している最新大型バージョンアップ「Creators Update」を不具合のある一部環境において一時配信停止していると発表しています。

不具合が解消され次第、配信を再開する予定。見つかった不具合はBroadcom製ワイヤレスデバイスを搭載した一部環境で、Creators Updateに更新するとBluethoothデバイスとの接続が途切れ、再接続できなくなる問題があるとしています。

MicrosoftではWindows 10の大型バージョンアップを含むアップデートについて各ベンダーと協力してハードウェアおよびソフトウェアの検証を事前に実施し、問題のない環境から順次配信する仕組みを行なっています。

これにより、致命的な不具合をできるだけ回避していますが、今回のように事前に確認できない不具合が起きた場合にはその環境に対して配信を停止する措置が取られるとのこと。

同社では今後もベンダーとのチェックやユーザーによるフィードバックを強化し、致命的な不具合が起きないように務めるとしています。

なお、対象の環境であっても手動でのCreators Updateの適用は可能とのことですが、Bluetoothを使っていないとしても特に急ぐ必要がないのであれば修正版の配信を待ったほうが良さそうです。

記事執筆:memn0ck


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