ACLはあと1試合…川崎とG大阪、「勝ち上がり条件」まとめ
今週行われるAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第5節。
25日、川崎フロンターレとガンバ大阪がそれぞれ試合を行い、最終節を残すのみとなった。
そこで今回は、この2チームの「勝ち上がり条件」をおさらい!まずは川崎フロンターレの方を見ていこう。
Who will progress to the #ACL2017 Round of 16 from Group G? pic.twitter.com/ik284gJoY8
- AFC Champions League (@TheAFCCL) 2017年4月25日
開幕から4戦連続ドローとなった川崎。
しかし25日に行われた水原三星ブルーウイングス戦では、奈良竜樹のゴールで0-1と勝利しなんとか初白星を飾った。
勝ち点「7」で3位をキープしつつ、2位との勝ち点差は「1」にまで詰めた。
川崎の勝ち抜け条件はシンプルで、最終節で勝利すればOK。一方、この試合で敗れることになれば逆に敗退が決定する。
また、最終節で引き分けた場合に勝ち抜けが決まるのは、水原三星が広州恒大に敗れた場合。この時、川崎と水原三星は勝ち点「8」で並ぶが、当該チーム同士の対戦で勝ち越しているため川崎が2位となる(川崎は水原三星に1勝1分)。
ただし、川崎が最終節で対戦するのは1分4敗で最下位に沈む香港の東方足球隊戦。等々力陸上競技場でのゲームということで、川崎にアドバンテージがあると言えそうだ。
Here's how Group H stands after five rounds of matches! #ACL2017 pic.twitter.com/hmkaL1afi9
- AFC Champions League (@TheAFCCL) 2017年4月25日
一方、厳しい状況に立たされたのがガンバ大阪だ。
25日に行われたアデレード・ユナイテッド戦では6分、13分にそれぞれゴールし試合を2-0とするも、終わってみれば3-3の引き分け。遠藤保仁のPK失敗や後半アディショナルタイムでの失点が大きく響いた。
この結果、G大阪の自力での勝ち上がりの可能性は消滅。その上で、G大阪が勝ち上がるために必要な前提条件が以下の二つだ。
1. G大阪が済州ユナイテッド戦で勝利すること
2. 江蘇蘇寧がアデレード・ユナイテッドに勝利する、あるいは引き分けること
この条件が揃って初めてG大阪は済州ユナイテッドと勝ち点「7」で並び、あとは当該チーム同士での成績を参照することになる。
G大阪はホームで済州ユナイテッドに1-4と敗れているため、逆転で勝ち上がるには最終節で「5点以上取っての3点差勝利」、あるいは「それ以外の4点差勝利」が必要(1-4での勝利もOK)。
つまりG大阪が逆転で勝ち抜けるには、大量得点での勝利が必要不可欠となった。最終節の済州ユナイテッド戦はアウェイゲームであり、難しい試合となりそうだ。