ACLはあと1試合…川崎とG大阪、「勝ち上がり条件」まとめ

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今週行われるAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第5節。

25日、川崎フロンターレとガンバ大阪がそれぞれ試合を行い、最終節を残すのみとなった。

そこで今回は、この2チームの「勝ち上がり条件」をおさらい!まずは川崎フロンターレの方を見ていこう。

開幕から4戦連続ドローとなった川崎。

しかし25日に行われた水原三星ブルーウイングス戦では、奈良竜樹のゴールで0-1と勝利しなんとか初白星を飾った。

勝ち点「7」で3位をキープしつつ、2位との勝ち点差は「1」にまで詰めた。

川崎の勝ち抜け条件はシンプルで、最終節で勝利すればOK。一方、この試合で敗れることになれば逆に敗退が決定する。

また、最終節で引き分けた場合に勝ち抜けが決まるのは、水原三星が広州恒大に敗れた場合。この時、川崎と水原三星は勝ち点「8」で並ぶが、当該チーム同士の対戦で勝ち越しているため川崎が2位となる(川崎は水原三星に1勝1分)。

ただし、川崎が最終節で対戦するのは1分4敗で最下位に沈む香港の東方足球隊戦。等々力陸上競技場でのゲームということで、川崎にアドバンテージがあると言えそうだ。

一方、厳しい状況に立たされたのがガンバ大阪だ。

25日に行われたアデレード・ユナイテッド戦では6分、13分にそれぞれゴールし試合を2-0とするも、終わってみれば3-3の引き分け。遠藤保仁のPK失敗や後半アディショナルタイムでの失点が大きく響いた。

この結果、G大阪の自力での勝ち上がりの可能性は消滅。その上で、G大阪が勝ち上がるために必要な前提条件が以下の二つだ。

1. G大阪が済州ユナイテッド戦で勝利すること
2. 江蘇蘇寧がアデレード・ユナイテッドに勝利する、あるいは引き分けること

この条件が揃って初めてG大阪は済州ユナイテッドと勝ち点「7」で並び、あとは当該チーム同士での成績を参照することになる。

G大阪はホームで済州ユナイテッドに1-4と敗れているため、逆転で勝ち上がるには最終節で「5点以上取っての3点差勝利」、あるいは「それ以外の4点差勝利」が必要(1-4での勝利もOK)。

つまりG大阪が逆転で勝ち抜けるには、大量得点での勝利が必要不可欠となった。最終節の済州ユナイテッド戦はアウェイゲームであり、難しい試合となりそうだ。