新Gear 360カメラのiPhoneアプリ配信開始、ライブビュー撮影や転送対応。2016年モデルは非対応
サムスンが360度カメラ Gear 360 の iOSアプリをリリースしました。
従来はサムスンのGalaxy でしかモバイルアプリは使えませんでしたが、iPhone SE / 6s以降でもライブビューリモート撮影やワイヤレス画像転送ができるようになります。
日本のApp Storeでも配信が始まった『Gear 360』は、サムスンの「ソーシャル360カメラ」ことGear 360のコンパニオンアプリ。
3月のGalaxy UNPACKED 2017イベントで発表された新型 Gear 360 (こけし型、日本未発売)にのみ対応しており、2016年モデル(ボール型、国内販売中)では使えません。
新Gear 360発表。iPhone対応、高性能で安い「4Kソーシャル360カメラ」
従来モデルの Gear 360 対応モバイルアプリはAndroid版のみ、しかもGalaxyシリーズでしか動かない仕様でしたが、新 Gear 360 は iPhone でも使えることが売りのひとつ。一方、Galaxy 以外のAndroidで使えない点は変わりません。
できることは
・ライブビューつきリモート動画・静止画撮影(露出やホワイトバランス等マニュアル設定対応)
・ギャラリーで写真表示・転送・共有 (ステッチ、表示形式の変更、モーション連動表示)
・カメラとアプリの設定
Android版(というよりGalaxy版)アプリではやFacebookに360度動画のライブ配信ができますが、iOSアプリでは現時点で対応していません。
接続はWiFi経由。Gear 360の電源を入れる、メニュー/無線ボタンを長押し、iOSへ接続を選ぶ、iPhone側のWiFi設定で Gear 360に接続、の流れ。初回のみ、Gear 360に表示される無線パスワードをiOSに入力する必要があります。
無線ボタンを長押しして接続モードにしてから、再び無線ボタンを押せば Android への接続と iOS への接続を切替可能。
モードが分かれているのは若干面倒ではありますが、前回のメニューを覚えているため二回目以降は「電源ボタン、無線ボタン長押し」だけで接続可能になります。iOSとAndroidを両方使っている場合も、再設定は不要で簡単に切り替えられます。
Gear 360は本体にも小さなステータスディスプレイがあり、残りバッテリー容量や撮影枚数、モードなどを表示できるものの、単体では基本的にモード切替と撮影ボタンしか操作できません。
モバイルアプリからならば、レンズを両方使うのか前後どちらか、ISO感度上限、ホワイトバランスや露出、HDRの有効無効などを設定できます。
Gear 360 で撮影した写真はデュアルフィッシュアイ形式でマイクロSDカードに保存されます。
モバイルアプリのギャラリー画面ではスマートフォンへの転送と、2つのレンズの写真を一枚の360度写真に縫い合わせるステッチ処理ができます。
ギャラリーでは360度ビュー、ラウンド表示、ストレッチ、パノラマ、前後レンズの写真を上下に並べるデュアル表示が選択可能です。
ステッチ後、さまざまな360度写真アプリで使われるEquirectangular形式のフルサイズ写真をスマホに保存することも、ビューを選んで標準画像としての保存も可能。
共有はiOS標準の共有画面が開きます。
本体から転送した写真・動画は「Gear 360 Manager」というアルバム名でiOS側に保存されるため、エクイレクタンギュラー形式が扱える画像アプリでそのまま編集できます。
新 Gear 360の国内展開は未発表。本来は対になるはずのGalaxy S8 もまだ国内向けには発表されていません。
従来はサムスンのGalaxy でしかモバイルアプリは使えませんでしたが、iPhone SE / 6s以降でもライブビューリモート撮影やワイヤレス画像転送ができるようになります。
【ギャラリー】Gear 360 (2017) iOSアプリ (18枚)
日本のApp Storeでも配信が始まった『Gear 360』は、サムスンの「ソーシャル360カメラ」ことGear 360のコンパニオンアプリ。
新Gear 360発表。iPhone対応、高性能で安い「4Kソーシャル360カメラ」
従来モデルの Gear 360 対応モバイルアプリはAndroid版のみ、しかもGalaxyシリーズでしか動かない仕様でしたが、新 Gear 360 は iPhone でも使えることが売りのひとつ。一方、Galaxy 以外のAndroidで使えない点は変わりません。
できることは
・ライブビューつきリモート動画・静止画撮影(露出やホワイトバランス等マニュアル設定対応)
・ギャラリーで写真表示・転送・共有 (ステッチ、表示形式の変更、モーション連動表示)
・カメラとアプリの設定
Android版(というよりGalaxy版)アプリではやFacebookに360度動画のライブ配信ができますが、iOSアプリでは現時点で対応していません。
接続はWiFi経由。Gear 360の電源を入れる、メニュー/無線ボタンを長押し、iOSへ接続を選ぶ、iPhone側のWiFi設定で Gear 360に接続、の流れ。初回のみ、Gear 360に表示される無線パスワードをiOSに入力する必要があります。
無線ボタンを長押しして接続モードにしてから、再び無線ボタンを押せば Android への接続と iOS への接続を切替可能。
モードが分かれているのは若干面倒ではありますが、前回のメニューを覚えているため二回目以降は「電源ボタン、無線ボタン長押し」だけで接続可能になります。iOSとAndroidを両方使っている場合も、再設定は不要で簡単に切り替えられます。
Gear 360は本体にも小さなステータスディスプレイがあり、残りバッテリー容量や撮影枚数、モードなどを表示できるものの、単体では基本的にモード切替と撮影ボタンしか操作できません。
モバイルアプリからならば、レンズを両方使うのか前後どちらか、ISO感度上限、ホワイトバランスや露出、HDRの有効無効などを設定できます。
Gear 360 で撮影した写真はデュアルフィッシュアイ形式でマイクロSDカードに保存されます。
モバイルアプリのギャラリー画面ではスマートフォンへの転送と、2つのレンズの写真を一枚の360度写真に縫い合わせるステッチ処理ができます。
ギャラリーでは360度ビュー、ラウンド表示、ストレッチ、パノラマ、前後レンズの写真を上下に並べるデュアル表示が選択可能です。
ステッチ後、さまざまな360度写真アプリで使われるEquirectangular形式のフルサイズ写真をスマホに保存することも、ビューを選んで標準画像としての保存も可能。
共有はiOS標準の共有画面が開きます。
本体から転送した写真・動画は「Gear 360 Manager」というアルバム名でiOS側に保存されるため、エクイレクタンギュラー形式が扱える画像アプリでそのまま編集できます。
新 Gear 360の国内展開は未発表。本来は対になるはずのGalaxy S8 もまだ国内向けには発表されていません。