あのMontblancがスマートウォッチ参入。高級腕時計のイメージを引き継ぐSummitを発表、890ドルから

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今週初め、タグ・ホイヤーがモジュール式の高級スマートウォッチ「Connected Modular 45」を発表しましたが、時計やレザー製品、万年筆などの高級ブランドとして知られているMontblanc(モンブラン)も同社初となるスマートウォッチSummit(サミット)を発表しました。

タグ・ホイヤー「Connected Modular 45」スマートウォッチ発売。自分仕様にカスタム可、追加モジュールも用意


ディスプレイカバーにはドーム型のサファイアガラスを採用。材質も最高級のステンレススチールとチタンの2つのモデルが用意されています。

ベルトの材質はラバーとカーフスキン、オプションでワニ革のバンドも選択可能です。時計のデザインやウォッチフェイスは同社のアナログ時計 1858 COLLECTIONを意識したものになっています。

Summitの主な仕様は、1.39インチ(400 x 400)の円形AMOLEDディスプレイにSnapdragon 2100、512MBのメモリ、4GBのストレージを搭載。WiFiとBluetoothを搭載し、バッテリー容量は300mAh。OSはAndroid Wear 2.0を採用します。
ジャイロスコープや気圧計は備えるものの、GPSとNFC、LTE通信には非対応です。

IP68の防水仕様で心拍数計も搭載されていますが、ケースサイズが46mmと大型のためフィットネスに適しているとは言い難いのが残念です。

Montblancがこのタイミングでスマートウォッチをリリースした理由ですが、Android Wear 2.0でiOSでの利用がしやすくなり、Summitの潜在的な顧客の拡大が見込めるためとしています。

価格はステンレススチールとラバーバンドの組み合わせで$890(約10万円)から。他社のスマートウォッチと比べると高いですが、Montblancの腕時計としてはかなり安く感じます。

米国と英国で5月初めに販売が開始され、その後、欧州や中央、日本でも発売予定となっています。