速水健朗と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス・フライデー」。

3月3日(金)放送の「Breakfast News」のコーナーでは、訃報が伝えられたムッシュかまやつさんの音楽人生について音楽評論家の富澤一誠さんに話を伺いました。



ザ・スパイダースのメンバーとして活躍し、バンドの解散後もソロ活動を行うとともに、若手アーティストとも積極的に共演し多くのミュージシャンから尊敬を集めてきたムッシュかまやつさん。

富澤さんは「ムッシュかまやつさんはキャリアが60年あり、ずっと現役で活躍してきました。ロカビリーのブームがあって、その後GS(グループサウンズ)の時代にブレイク。フォークソングの時代が来たのですが、そこでも活躍。時代が移り変わり、音楽が変わっても(時代の)波をサーファーのように乗りこなし、常に自分のやりたいことをやって自分のオリジナリティを出してきたんです。Jポップの礎を築き、60年間Jポップシーンを引っ張ってきたすごいアーティストだと思います。(若手の)アーティストをも触発する、アーティストの中のアーティストです」とその偉大さを語ります。

速水はかまやつさんの気さくな姿が印象に残っているそうで、「ジャン=リュック・ゴダール監督のローリング・ストーンズを題材にした映画のイベントに(かまやつさんが)出てきて、30人くらいの小規模なイベントだったんですが、ニコニコしながら映画やロックのことを喋っているのを見ました。小さなクラブイベントに登場してお客さんを驚かせたこともありました。サプライズが好きで、楽しいことを続けてきたんでしょうね。地方に行ったとき、お蕎麦屋さんなんかでムッシュかまやつさんの色紙をよく見かけるんですが、気取ることなく、求められたらサインをしていて、気さくさの表れなんだと思います」と振り返っていました。

【番組概要】

番組名:「クロノス」

放送日時:毎週月〜金曜6:00〜9:00

パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)、高橋万里恵

番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/



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聴取期限 2017年3月11日 AM 4:59 まで

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