今季初戦を終えて「まあまあよりちょっと下(笑)」と振り返った石川遼(撮影:村上航)

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<キャリアビルダー・チャレンジ 最終日◇21日◇PGAウエスト他>
 プロ転向10年目、2017年の初戦は新たな取り組みの手応えを感じた。スタジアムコース・アット・PGAウェストで行われた最終日、53位タイから出た石川遼は、3バーディ・2ボギーの1アンダー、“71”で回り、トータル7アンダー、50位タイで4日間を終えた。
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(振り返って)
後半なぜが苦しかった。パッティングのせいにはしたくないけど、バーディーパットを2回続けて外したり、ロングパットも入りそうで入らなかったり。そこが惜しかった。自分では良い感じで打てているけど、ちょっとラインに乗っていないのが後半は続いてしまった。前半は決めていけていたので、もう少し上手ければ、ああいうパットを決められた。
(ティーショットの調子は戻った?)
そうですね。昨日から今日にかけては修正できた。それができたのは何が起こっているか自分で分かっている。それを4日間できないといけない。今週は3日間しかできなかった。いっきに4日間じゃなくてもちょっとずつ精度を上げていけたらいい。
(4日間振り返って)
そうですね。自分としてはもっとやれたなと思う。でもそれがゴルフ。今の自分の力がでる。自分の現状としては今こうゆう力なのかなと思う。
(来週、また2コースで)
多少ノースコースが変わったかもしれない。天候次第で練習ラウンドができない可能性もある。でもコースは分かっているし、芝の感じもプレーしたことあるので、一生懸命プレーするだけ。あまり考え過ぎずにシンプルにやりたい。
(後半が悔しい?)
そうですね。う〜ん…惜しいパットもあったり、(5番は)セカンドをドライバーで狙って池に入ってボギーになってしまった。でも、セカンドは良いショットが打てていた。もうちょっとだった。ナイストライだったと思う。イーグルを獲って上に行こう!と思った。スプーンで打つと左足上がりでアゲンストに対して吹き上がってしまうかなと。難しいショットじゃなかったのでドライバーで打った。良い当たりは打てたんですけど、あと3,4ヤードかなという感じだった。あのラインだと超えると思った。思ったよりほんのちょっと飛ばなかった。リスクのあったショット。
(ドライバーショット、1日、2日目のようには行かなかったが)
スタジアムコースが1番難しい。予選の3日間でも難しかったし、きょうは昨日よりもピン位置もアマチュアへの配慮もなくなってプロ用、そこは昨日よりアベレージで伸びていない。難しく感じました。スタジアムは難しい。
(修正は?)
感触的には同じような感じでやれている。3日目だけ脱線した。また同じ路線に戻した。
(今年の初戦としてこの結果は?)
そんなに自分ではそこに対して興味があるわけじゃないけど、聞かれたらまあまあよりちょっと下(笑)8月までの長いスパンのスタート。目指して居るところよりも低いスタートとなったけど、新たなことに取り組みながらしっかりゴルフができた。予選も通過することができた。ライン上でやっているときに現状が知ることができた。シビアな状況でのショット、パットは大事。
(その中でドライバーは1番手応えがある?)
そうですね。アイアンも他の選手に比べて他の選手に比べて落ちてボールまで短く感じたので、アイアンのスピンも増えて来た。そこは自分の課題の1つ。上で戦っていく上で少しアイアンの止まり方が少ないと感じていた。それも改善されつつある。シビアなピンポジにソフトに落とすことができた。スピードはまだまだ上げていくことができると思っている。引き続き来週も同じことに取り組んでいきたい。
(6番、バーディーだったら)
3番アイアンで230ヤード。グリーンセンター狙って、少しフェードがかかる狙い。ほんとはもう2,3ヤード左に打ち出したい。まだ昔のドローの名残が出ている。ほんの少し。9番のティーショットももう少し左に行きたかった。もう少し飛距離を伸ばして行ければと思うけど、もう数ヶ月先かなと思う。
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