筆者は1978年生まれですが、高校時代に女子がセーラー服を着ている学校は周辺に皆無でした。もう、みんなブレザー(もしくは私服)。結果、セーラー服への幻想は高まり、悶々となり、今の今までこじらせています。

というわけで、是非とも彼女やパートナーに着てもらいたいルームウエアをご紹介したい。インドアグッズブランド「BIBI LAB(ビビラボ)」が今月より発売している『セーラー服 パジャマ セラコレ 着る毛布タイプ』(税別9,000円)は、夢のようなデザインです。


これは、同ブランドが2016年4月に販売を開始したセーラー服型のパジャマ『セラコレ 春版』と『セラコレ 秋冬版』の続編。中学・高校時代にブレザー型の制服や私服を着て過ごし、「一度でいいからセーラー服を着てみたい」と思っている女性がターゲットだそうです。

「スカート」=「こたつ布団」


それにしても、唐突ですが12月は寒すぎます。我が家は、エアコンフル稼働状態。しかし、着込むことで寒さを凌ぐ選択肢があったっていいと思いません? というわけで、このルームウエアは生地に毛足長めのフランネルフリースを選択しています。


このセーラー服を着て座ると、生地が広がってご覧の通りに。


周囲に毛布を広げたかのような圧巻のボリュームを楽しむことができるのです。まるで、スカートがこたつ布団!
「着ると、毛布を肩から被ってるような感覚になります。特に足回りは生地をふんだんに使用しているので、かなり暖かいです」(担当者)
外気の侵入を遮断し、毛布の中の暖かさがキープされます。セーラー襟が冷気を遮断するし。



もちろん、立ったら立ったで愛らしい。17歳女子の平均身長(158cm)に合わせ、スカートはくるぶし丈に調節されているのです。


この丈感には、理由があるとのこと。
「弊社では“着る毛布”と呼べる商品をいくつか発売しているのですが、日中に部屋着として活用している方々から『丈が長すぎて歩けない』『短すぎてちょっと寒い』という意見をいただきました。そこで、歩きやすさと暖かさを両立でき、床スレスレだけれども引きずらないくるぶし丈に調節いたしました」(担当者)

しかも、なんと270°のサーキュラースカートになっています。


お姫様のドレスのようなたっぷりとしたボリュームで、くるくる回るとふわっと翻る。なるほど、女の子が憧れるスカートですな!

憧れのセーラー服は、寒がりの妻にピッタリ


ちなみに、このルームウエアは一般的な着る毛布のように、はだけてしまわないのが特徴。歩いたり、動いたり、寝っ転がっても、ずっと暖かさが続くのです。


とは言え、この格好で外には出ないでいただきたい。
「基本的には部屋着なので、外出は想定していません。特に今回は、スカートが“セルフこたつ”になるように設計してあり相当広がるので、お外での着用は厳しいかもしれません」(担当者)

着方は、いわゆるプルオーバーのワンピース形状。お腹周りの締め付けもなく、パジャマの上から重ね着しやすいゆったり設計です。
……ということは、サイズ感として男が着ることも可能なのではないかしら?
「小柄な男性なら着ていただけなくはないかと存じますが、女性向けです」(担当者)

そんなこの『セーラー服 パジャマ セラコレ 着る毛布タイプ』へは、早くも反響が続々と寄せられている模様。
「『かわいい』、『ほしい!』とおっしゃってくださる方が多いです。『ゲームをする時にちょうど良さそうだ』というコメントもありました。『寒がりの妻に……』とご検討されている方もいらっしゃいました」(担当者)

なるほど。たしかに、冷え性の方が多い女性には打ってつけでしょう。デザインは、セーラー服だし。個人的にも、やっぱりパートナーに買ってあげたくなります。
(寺西ジャジューカ)