『三田市/平成28年度 サンタ×三田プロジェクト』サイトより。

写真拡大

兵庫県三田市がクリスマスシーズンに合わせ名称を「SANTA CITY」(サンタシティ)と変え、事業者や団体と連携しながらイベントや企画を行う。市全体で“サンタのまち”の雰囲気を盛り上げるこの企画に、SNSでは反響が起こっている。

イベントの内容


「三田(さんだ)」と「サンタクロース」の語感が似ているということから始まった三田市のサンタ×三田プロジェクト。1日から窓口の案内板や職員の名刺などに「SANTACITY」との表記が足され、市役所のロビーでは、婚姻届けを出したカップルがサンタの恰好をして記念撮影ができるようにもなっている。




25日までは、17〜22時に三田駅前ペデストリアンデッキがイルミネーションで彩られるほか、郷の音ホールエントランスでは9〜22時(水曜以外)にツリーへの飾りつけを行えるイベントが。さらに事業者連携企画として、JR三田駅・新三田駅で10〜14時・16〜20時の間、市内の神戸電鉄全駅では1日6回、クリスマス音楽が流れる。クリスマスラッピングをした連節バスも期間中走っているとのこと。

さっそくSNSでは「三田駅めっちゃ人おるな〜って思ったらめっちゃイルミネーションぴかぴかしてたし、TV来てるしびっくり」「うわー三田駅がめっちゃ綺麗になっとる〜」「三田駅むっちゃクリスマス! キラッキラしてる」と反応が投稿されている。

22日にはメインイベントとして郷の音ホールでサンタとの握手と撮影会が行われ、フィンランドの伝統的なクリスマス飾り「ヒンメリ」やフィンランド新聞で作るエコバックのワークショップも開催。フィンランドの伝統楽器「カンテレ」のミニコンサートと、キャンディレイづくりも予定されている。

さらに、23日には三田駅前ペデストリアンデッキでジャグリングショー、ハンドベル&アンサンブル、サンタde餅つきなどさまざまな催し物が行われる。

SANTACITYの本当の狙い?


去年から行われているこの企画だが、「三田市」を「ミタシ」ではなく、「サンダシ」だとしっかり覚えてもらうことが狙いではないかと推測する声もある。ネットでは、「三田」という字を見た時、関西人は「サンダ」と読むが、関東人は「ミタ」と読んでしまうとも言われており、関西人は都営三田線を「さんだ線と読んでしまう」なんて体験談も多い。