奈良県の人口がほぼ等しくなるように2分割したマップがすごい!

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各都道府県を2分割してみると、面積によって分割した場合と人口分布によって分割した場合には大きな差が生じることがある。11月25日、Twitterに「奈良県を、人口が(だいたい)等しくなるように2つに分割してみた」というコメントとともに、2色に色分けした奈良県の画像が投稿された。その比率の差があまりに大きいと話題になっている。

人口格差が激しすぎる奈良県




このツイートの画像によると、奈良県を人口によって2分割すると、奈良市・生駒市・大和郡山市など北側にあるわずかな地域を赤色として1グループ、十津川村・橿原市・天理市など南側にある広大な地域を青色として1グループとなる。これに対してTwitterユーザーは「赤グループには天理すら入らないのか…」「マジか。こんな狭い範囲で人口の半分!」などと驚きを隠せないようす。また、「青い部分はド田舎ってことだよなー…俺が住んでるところ…青いわ」「やれやれ…南はただの秘境だもんな」という反応もあった。

面積で2分割した画像も投稿しており、それによると北半分は人口131.5万人、南半分は人口4.3万人になることから、「奈良は人口の南北格差が激しすぎるのが問題なんだよな」「県外の人、赤い部分=奈良だと思ってそう。青いところにも人は住んでますよー!!!」という心の叫びが響いている。

他の地域も一極集中型が多い


人口比率が偏っているのは、奈良県だけではない。Twitter上には他県の画像を投稿している人も多く、高知県は高知市と土佐市で1グループ、その他すべての地域で1グループとなり、かなり偏っている印象だ。千葉県、岐阜県、和歌山県、宮城県、兵庫県などもいい勝負であり、なかなか面積で2分割=人口で2分割という図式を作るのは難しい。静岡県や香川県など「そこそこバランスが良い」として挙げられている都道府県は少数派と言えるだろう。

また、日本国内だけではなく、アメリカ、ロシア、中国といった国も人口格差は激しいため、「奈良県の比率、ほぼロシアwww」「いやいや、奈良はアメリカだろ」といった世界と比較する声から、「どこも一緒やん。奈良だけじゃないって分かって良かった(笑)」という安堵の声まで、さまざまな声が上がっている。

ちなみに、日本列島を人口が等しくなるように東西に2分割すると、なんと面積でもほぼ2分割になるという結果に。大きく見ると人口は上手く分散しているようだ。