11月14日は「埼玉県民の日」。埼玉県が誕生してちょうど100年目にあたる昭和46年に制定された記念日だ。毎年この日には県内施設でさまざまなイベントが開催されているのだが、「平日なのにディズニーランドがバカに混んでると思ったら、今日は埼玉県民の日か」「県民の日は埼玉県民がディズニーに集結する日」などの声がある通り、どうやら埼玉県民が目指すのはイベント会場ではなく、「東京ディズニーリゾート」だとTwitterで話題になっている。

県民の日=ディズニーに行く日


埼玉県民の日は、ほとんどの幼稚園・学校などがお休みになる。Twitterには「埼玉県民はディズニーに行くから今日は県内に人っ子一人いないぞ」「埼玉県民の日はディズニーの客の8割が埼玉県民」という投稿があるように、東京ディズニーリゾートへ行く日として認識されているらしい。10月中にはすでに「県民の日にディズニー行く人〜?」と呼び掛けている人もいた。

そして中には「今日は県民の日なのになんで大学来てるんだ…ホントはディズニーへ行く日なのに…」「クッソ、都内の学校になんて入らなきゃ良かった!」という嘆きの声も上がっている。県民の日にディズニーに行けないのはそれほど悔しいことのようだ。

埼玉県民はディズニーが好き?


東京ディズニーランドの混雑予想を行っているサイトによると、11月中の平日に「非常に混雑(入園制限に注意)」となっているのは11月14日、つまり埼玉県民の日のみ。予想要素の欄にはしっかり「埼玉県民の日」として+10,000人の予想が立てられている。ちなみに、埼玉県民の日周辺には、11月13日の「茨城県民の日」、11月20日は「山梨県民の日」という記念日があるのだが、こちらの予想は+5,000人。この差からも、埼玉県民がディズニー好きであることが伺えるだろう。

パーク内で同じ県民と遭遇する機会も多いらしく、「ディズニーランドに行ったら同級生家族に会ってびっくり」という人から、「元カレが現カノ連れて来てるところに遭遇…」なんていう苦い経験をした人まで。11月14日の東京ディズニーリゾートでは、埼玉県民のさまざまな思いが交錯しているようだ。