「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」任天堂公式サイトより。

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11月10日より発売が開始された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(以下「ミニファミコン」)。家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を手のひらサイズにまで小型化したことが話題となっているが、ゲーマーたちは親切な新たな仕様に歓喜の声をあげ、「猫と共存できる」とTwitterで大いに盛り上がっている。

ミニファミコンのリセットボタン


ミニファミコンの注目点として挙げられているのが、プレイ中にリセットボタンを押すと、ゲームの進行状況を『中断ポイント』として保存できること。『中断ポイント』はゲームごとに最大4つまで残せるので、家族で分け合って使うのに便利となっている。




これになぜ「猫と共存ができる」と歓喜の声があがるのかというと、ファミコンのリセットボタンを猫が勝手に押してしまうのは“ゲーマーあるある”だから。この事象をネットでは“猫リセット”と呼んでおり、「猫リセットって聞いて胸の奥でジワリとした苦いものを感じたら、それはファミコン世代」「猫リセットよくなってたわー(笑)」「猫リセット対抗機能追加とは、ありがたい」「猫リセットから、猫中断セーブへと変貌したのか」と、今回の話題でさまざまな声が上がっている。

なぜ猫リセットは発動するのか


猫リセットの発動理由として一つ挙げられているのが、ファミコンが熱をもっているから。猫を飼っている人はよくわかるだろうが、とても寒がりである猫は、気温が低くなると家の中で温かい場所を探し出す。

ヒーターの前を占領したり、コタツの中で丸くなるのではなく伸びきってしまうのは“猫あるある”の定番。さらにテレビの上に乗って暖をとる猫もいる。その延長上として、温かくなったファミコンの上にも乗ったりするらしいのだ。また、飼い主に構ってほしい行動の1つで、パソコンで作業中にキーボードの上に猫が乗ってくることも“猫あるある”の定番なのだが、これと同じような理由でファミコンの上に乗ることも。しかし、構ってほしいならとても可愛いが、キーボードの上に乗る行為も暖をとるための1つだという説も多い。

ちなみに最新のゲームと猫に関するあるあるは、wiiリモコンのストラップにじゃれてプレイを妨害してくるといったものがある。猫はいつの時代もゲームの横にいる。