「ニンテンドークラシック」の落札相場 ヤフオク!より。

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「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が11月10日に発売が開始された。83年に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を約60%の大きさの、手のひらサイズにまで小型化したこの商品には多くの注目が集まった。しかし、どうやら任天堂の目測を遙かに超える人気となってしまったようで、さっそく転売問題が発生している。

ニンテンドークラシックミニとは?


「ニンテンドークラシックミニ」は本体に「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「魔界村」「星のカービィ」「メトロイド」など30タイトルのゲームが内蔵されている。さらにテレビとの接続はHDMIケーブル一本でOKという手軽さ。本体の小ささと相まって、どこにでも持ち出して遊ぶことが可能となった。

しかし本体の小型化は嬉しいが、100円ライターほどのサイズとなったコントローラーに対しては「操作できるの?」「小さすぎだろwww」「ちょっと買うのに躊躇するレベル」というツッコミの声も。だが実際の購入者からは「小さくて心配してたけど、意外と遊びやすいね。セレクトスタートはしんどいけど」「確かに小さいけど、そんじょそこらの日本人よりは手が大きい自分としては、ゲームボーイポケットから味わってるので普通でした」「操作性は全く問題なかったです」との感想があがっている。

転売問題……


Twitter上では「ニンテンドークラシックミニ」の売り切れ情報が各所で上がっている。中には予約分しかなく、当日販売はないなんて店舗も。そしてこれにより“転売問題”が起こってしまった。

「ニンテンドークラシックミニ」のメーカー希望小売価格は5,980円(税別)。しかし現在「ヤフオク!」では一万円以上の値で出品されているケースもある。相場としては8,000円台で落札されているものが多い。さらに、発売から一日も経たないうちに、およそ1,600件もの取引が行われている。

注目の新商品が発売されてはすぐに転売されてしまう現状には「なんでこんなに転売屋がいるんだ。文化と文明の火を消す存在だから、全滅してほしい」「欲しいけど転売では買いたくないー」「転売してるやつらの頭に金だらいが10個くらい降り注ぎますように」と非難の声が上がっている。