「ドコモケータイ製品」NTTドコモより。

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ガラケーを使う人を見ることも大分減ってきた昨今。NTTドコモは遂にドコモケータイ(iモード)の出荷を終了することを発表した。サービス自体はまだ継続されるが、「ガラケーの終焉が来た……」と寂し気な声がネットであふれている。

iモードって?


「iモード」は1999年2月に始まった、ケータイでインターネットを使用できるサービス。発表時、外でネットが使えるというのは、かなり珍しいことだった。そのためTwitterでは「当時は外で“ネット見られるだとっ?”と騒いだもんだがな」「ちょうどこの頃、docomoに勤めてたのよね。ホント凄かった、iモードが出た時って……」と当時をふり返る投稿も出ている。「iモード」はサービス開始半年で100万人を超える利用者が出るなど社会現象にもなっていた。

今回の出荷終了には「また一つ、時代が終わる」「時代の流れですな」「とうとうこの日が来ましたか。かつては大変世話になってました。ご苦労様」と「iモード」に対する弔いの声があがっている。

これからのドコモ


iモード搭載のケータイは2016年11月〜12月を目途に出荷終了し、在庫限りで販売終了するという。ドコモの公式サイトでは「ドコモケータイをお求めのお客様にはドコモケータイ(spモード)をご用意しております」「ドコモらくらくホン(iモード)については当面出荷継続いたします」「iモードサービスは今までと変わらず引き続きご利用いただけます」とも記されており、現在使用中のユーザーへの心配りはしっかりされている。
ただ、今回のドコモケータイ(iモード)の出荷終了で、ドコモからガラケーの販売がなくなるというわけではないのでそこら辺はお間違えなく。