◆ 「チームの勝利に貢献できるよう...」

 10月28日からメキシコで開幕する23歳以下の選手たちによる野球の世界大会「第1回 WBSC U-23ベースボールワールドカップ」。12日には大会に臨む侍ジャパンU-23代表のメンバーが発表され、西武からルーキーの本田圭佑が選出された。

 「代表入りは初めての経験」という23歳。「嬉しい気持ちと不安が入り混じっていますが、今の自分の力を出し切り、チームの勝利に貢献できるようがんばります」と意気込みを語っている。

◆ “野球の本田圭佑”に注目!

 東北学院大から昨年のドラフト6位で西武に入団した右腕。サッカー日本代表のスターと同姓同名ということで大きなインパクトを残し、デビュー前から大きな注目を集めた。

 1年目は二軍からのスタートとなるも、3月23日にはファーム公式戦で実戦デビュー。5回を投げて7失点とほろ苦いマウンドとなったが、早い時期にプロとしての第一歩を踏み出す。

 そして9月には一軍に昇格し、11日のソフトバンク戦で中継ぎとして初登板。2回を無失点に抑える好投を見せるも、初先発となった18日の楽天戦では3回途中4失点でKO。一軍の壁を体感する形で二軍へと戻った。

 2年目の来季を飛躍の年とするためにも、日の丸を背負っての戦いは貴重な経験の場となることだろう。世界へ挑む“野球の本田圭佑”からも目が離せない。