母国で体を癒し今大会に備えたイ・ボミ 不調の原因は“軸ブレ”にあった(撮影:標英俊)

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<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 事前情報◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(6,551ヤード・パー72)>
 先週の『マンシングウェアレディース東海クラシック』を19位タイで終え、今季初の“2戦連続トップ10圏外”となったイ・ボミ(韓国)。
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 開幕2戦目から11戦連続トップ5(うち優勝2回)。7月の『大東建託・いい部屋ネットレディス』で記録が途絶えるも、続く4試合で4戦連続トップ3(うち優勝2回)と突っ走ってきた勢いにブレーキがかかった形だが、9月22日(金)に開幕する『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』の大会前日のプロアマ戦で「“何が問題か”は分かった」と調子を取り戻すための光明を見出した。
 プロアマ戦では清水キャディとともに同伴ゲストへ熱心にアドバイスを送りつつ、自身の課題と向き合ったボミ。スイング時に軸がブレていることが明白で“どうやったらブレないようにできるか”を考えながらプレーしたというが、残り4ホールの段階でチェックポイントに気づけた。
 バックスイングで肩を回す動きとともに、右サイドへ体重移動することを意識していたが“動きすぎ”が問題だと考え、下半身が回り過ぎないことを心がけたところ、バックスイング時の違和感がなくなったという。
 「最後に分かってよかったです。あとはプレッシャーのなかで明日できるかできないか…」。今季4勝目を挙げた『CAT Ladies』でも、トップの位置が定まらない悩みを抱えながら試合中にチェックポイントを見出して対処。今大会も試合のなかで微修正を繰り返しながら、最強賞金女王としてのプレーを見せるべく戦う。

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