空挺部隊、降下訓練をメディアに公開  技術力の高さアピール/台湾

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(屏東 22日 中央社)空降特戦部隊(空挺部隊に相当)神龍小組(小隊)は21日、パラシュートによる難易度の高い降下訓練をメディアに初公開し、技術力の高さをアピールした。

隊員らはCH47輸送ヘリコプターに乗り込み高度7000フィート(約2100メートル)まで上昇。4人が円陣を組んだ状態で空中へ飛び出すと、ほかの隊員らも追随。さまざまな隊形を作ったり、スモークで軌跡を描くなどした。

訓練を指揮する駱貞俊上校は、隊員の体重がそれぞれ異なるため、バランスを保つことが重要になると話す。いかに結束して一体になれるかが、訓練のポイントだという。

神龍小組は2011年の国慶日(10月10日、中華民国の建国記念日)に台北市上空から総統府前に降下するパフォーマンスを披露し、注目を集めた。

(呂欣ケイ/編集:齊藤啓介)