「彼へのダメ出し」は別れを招く!男ゴコロをくすぐって彼を変える“魔法の方法”
彼へのダメ出しは絶対NG!?
付き合い始めはお互いにテンションも高いため、相手の欠点も気にならないものですね。でも、お付き合いが長くなってくると、次第に相手の「変えて欲しい部分」や「理解できない部分」も見えてくるもの。
そんなとき、あなたは彼に「ダメ出し」をしますか?
このダメ出し、実は男性が「彼女にうんざりする原因の1位」になるのだとか。今回、恋愛ユニバーシティに寄せられていた相談も「ダメ出ししすぎて、振られてしまいました」というご相談です。最近彼の態度がなんだか冷たい、と感じたらあなたの“ダメ出し”が原因かも?
【相談】付き合って半年。私のダメ出しが原因で彼に振られました…
合コンで知り合った彼。彼からの告白で付き合い始めましたが、付き合い始めて半年くらいたった頃から、彼の仕事が多忙で会えないことも多くなり、「私ばかり尽くしてる。」と感じて彼へのダメ出しが多くなってしまいました。
すると別れ話に発展するケンカも増えてしまい、話し合いをしてもう一度付き合うことになったのですが、結局私がまたダメ出しをしてしまい…。
とうとう彼から「ダメ出しされすぎて、合わないんじゃないかと感じた。このままだと、同じこと繰り返すだけになると思う。」と振られてしまいました。彼はいま、大事な試験を控えている身なので、そっとしておいたほうがいいのでしょうか。できれば復縁したいです。(20代後半 女性)
恋愛の悩みに感度の高い恋ユニユーザーから、多くの支持を集めていた回答をまとめると次のようなものでした。
1.女性は「どうでもいい男性」にはダメ出しをしない
相談を見たユーザーからは「典型中の典型とも言えるパターンですね」という声が多くあがりました。「ダメだしをたくさんしすぎると男の人は冷めます。相手と合わないと感じるポイントが増え、減点対象となってしまうのです。」という意見もありました。
恋愛カウンセラー・ぐっどうぃる博士によると、女性はどうでもいい相手にはダメ出しをしないのだとか。女性は、「好きになった男性、パートナーになると思った男性にダメ出しをしてしまいます。なぜなら、パートナーは、本能的に自分と将来生まれる子供を外敵から守り、養っていく存在だと思うからです。ずっと一緒にいる相手として、同じ価値観を望む」ため、ついダメ出しをしてしまいたくなるのだといいます。
しかし、このダメ出しは男性の気持ちを傷つける行為となります。彼にたくさんダメ出しをする、とはつまり彼のやることなすことに、「あなたはダメだ」と言い続けることになるのです。そうすると、男性は彼女に対してうんざりし、一緒にいても「居心地の悪い女性」と認識されてしまうのですね。
また、相談者さんは「ケンカをしても仲直りをして、お互いの言いたいことをきちんと伝え合った」と言っていましたが、「一見仲直りをして、仲が元に戻ったように見えても、男性は、ケンカが起きた時点で、2人の関係におけるマイナスポイントとみなし、見えないストレスとして蓄積しているそうです。」と指摘しているユーザーもいました。
博士も「ダメ出しはなるべく、ゼロにしたほうがいい」とすすめています。ダメ出ししたくなったら、彼にうんざりされ、嫌われるリスクをまずは考えてみましょう。
2. 彼の試験前にも連絡はしないほうがいい?
彼は、数週間後に大事な試験を控えているということから、相談者さんは当日、応援のメールを送るか迷っていました。しかし、復縁を目指すのなら、
「彼が大変な時なら、自分のことより、彼のことを考え、そっとしておいてあげるべきです。」「相手の気持ちが冷めかけてる時は、何をされても、何を言われたとしても、鬱陶しいものです。」という厳しい意見もありました。
さらに「男性は仕事や趣味、勉強に没頭しているとき、女性からの要求や中身のない会話が雑音に聞こえることがあるそうです。雑音になるくらいなら無音でいた方がいいかもしれません」という意見もあり、大多数のユーザーたちが復縁を目指すなら、試験当日の連絡は控えた方がいい、という意見でした。
また、相談者さんが彼に試験当日に送ろうとしていた「普段通りにがんばってね。」というメール文も、「上から目線の文章に感じるのでやめた方がいい」という意見もありました。「普段通りに」という言葉は、先生など目上の人が使うならいい言葉だけれど、別れた彼女から言われるのは違和感がある、というのです。もし、メールを送るにしても、あたりさわりのない文章を意識したほうがいいようですね。
3.男ゴコロをくすぐりながら、彼を変える方法とは?
男性にダメ出しをしてしまう相談者さんに対して、「今後、彼以外の人とお付き合いしても、ダメ出しをしてしまうあなたを変えない限り、結果は変わらないでしょう。」という意見もありました。
では、どうしたら男性に「変わって欲しい」ことをダメ出しでなく伝えることができるのでしょうか。
恋愛ユニバーシティで公認カウンセラーとしても人気のミコリーさんによると、男性は、女性が感情的になると、内容がどうあれ自分が責められている!と受け取ってしまうのだそう。そのため、女性が愚痴や文句を言ったり、淋しい、悲しい、などのネガティブな感情を口にすると、男性からみれば「自分に不甲斐がないから…。」とか「責められてる?」と取りがちなのだそう。
そこで、彼に変わってほしいことを伝えるときには、まず『あなたを責めてるわけではないの、ただ私の気持ちを聞いてもらいたいだけなの』という言葉を言ってから彼に伝え、話をきいてくれた彼には、最後に『聞いてくれてありがとう、すごくスッキリした。』と、感謝を込めてお礼の言葉を言い、笑顔でニッコリするといいのだそう。
また、直してもらいたいことは、まわりくどく説明するのではなく、具体的でシンプルな相手からもわかりやすい言葉で伝えることを意識しておきましょう。
このように、女性が男性を頼り、感謝と賞賛の念を忘れずに接していれば、男性側に、もっとこの女性を幸せにしてあげたい!という正のループが完成される、といいます。
男性は女性に感謝されればされるほど頑張れる生き物であり、本当は、いつも女性を幸せにしてあげたい!と思っているといいます。そのような男性の心を傷つけるばかりの“ダメ出し”をするのではなく、男性に対して感謝と賞賛を上手にトッピングしながら、自分のお願いを上手に伝えるようにするといいのですね。
この記事は、相談者本人が特定されないため、記事の意図に影響のない範囲で内容を変えています。
参照:みんなの恋愛相談<復縁>「ダメ出ししすぎて振られた彼。復縁したいです。」
(知花きのこ/恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィール知花きのこ / 恋愛ユニバーシティ 恋愛ユニバーシティ公認ライター恋愛ユニバーシティ公認ライター。