Windows 10への世代移行に力を入れているMicrosoftですが、2in1タイプのPC「Surface」の後継モデルについてはほとんど情報が出てきていません。「2in1タイプのSurfaceシリーズの後継モデルは出ないのか?」という憶測も生まれている中で、2017年にSurfaceシリーズのハードウェアを一挙にリリースする可能性が浮上しました。

Microsoft hints at new Surface device coming soon, more next year | The Verge

http://www.theverge.com/2016/7/3/12090062/microsoft-building-88-surface-hints

下のツイートは、インドのソフトウェア開発者のShubhan Chemburkar氏がツイートしたもの。「Microsoft Building 88」で撮影したという写真には、Surface Bookのパネル写真とともに、「2017」という文字のパネルが並んでいます。





このパネルはMicrosoftの歴代ハードウェア製品が掲げられた展示の一部であることから、Microsoftの新ハードウェアが2017年にリリースされると読み取れます。



「2017」のパネルをアップにすると、「Coming Soon」の文字。





Chemburkar氏は写真の詳細について明らかにしていませんが、2017年にMicrosoftからSurfaceシリーズについて3種類の端末がリリースされると解釈できます。ちなみに写真には「2016」というパネルもあることから、2016年内にもSurface関連商品が発表されるかもしれません。

Surfaceシリーズの後継ということで、順当に行けば「Surface 5/Pro 5」や「Surface Book 2」、さらには長らく噂が出ているWindows 10 Mobileスマートフォンの最上位モデル「Surface Phone」の登場が期待できそうですが、新たにオールインワンPC(AIO)の登場を予想する声もあります。

Microsoft said to release Surface AIO in 3Q16

http://www.digitimes.com/news/a20160630PD203.html

ニュースサイトDigitimesによると、Microsoftは新たにSurfaceの名を冠するAIOを、Surfaceの最上位モデル「Surface Book」の第2世代シリーズとして発表する予定で、当初は2016年内のリリースが計画されていたとのこと。しかし、Intelの「Kaby Lake」世代のCPUの遅れのせいで、2017年前半のリリースに延期されたとの情報を得ているそうです。

AIOではAppleのiMacシリーズが人気を集めていますが、MicrosoftがSurfaceブランドでAIO市場に参入すれば、かなりのシェアを奪うとの予想も出ています。