ペプシが新たなボトルを使って、炭酸の強さをこれまでで最高のところまで引き上げた「ペプシストロング5.0GV」「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」という新商品を出したので、炭酸の強さはいかほどなのか、ペプシストロング〈ゼロ〉と飲み比べてみることにしました。

最高ガスボリューム5.0GV(※)耐圧ボトル×ペプシ史上最強炭酸×強カフェイン 「ペプシストロング5.0GV」「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」新発売 | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル

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近所のスーパーでノーマルの「ペプシコーラ」や「ペプシストロング」を入手することができなかったので、今回は「ペプシストロング〈ゼロ〉」と比較することにしました。左から「ペプシストロング5.0GV」「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」「ペプシストロング〈ゼロ〉」。まずペットボトルは確かにまったくの別物で、ちょっと背が低く、腰もくびれていません。掴んでみると、これまでのペットボトルが「ペコッ」と簡単に凹むのに対して、ちょっと厚みがあるのか硬さが増していました。



キャップは黒色で「pepsi STRONG」の文字入り。



青いラベルが糖類使用の「ペプシストロング5.0GV」。内容量は500mlではなく490ml。



銀のラベルが糖類不使用でアスパルテームなどの甘味料を使った「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」。



見た目を比べるためにグラスに注いでみたところ、注いだ直後はグラスの内側に泡がびっしりでしたが……



すぐに落ち着いて、ストロング〈ゼロ〉との見た目の差はなくなりました。



売り文句になっている「5.0GV」の「GV」とはガスボリュームのこと。1リットルの液体に1リットルの炭酸ガスが溶けている状態を「1GV」と表現するそうで、強炭酸が売りのストロング〈ゼロ〉は3.2GV。食品関連のパッケージングや商品企画を行う喜多産業が作った「(PDFファイル)ガス入りのお酒」という資料によると、コカ・コーラは3.7〜3.8GV、シャンパンで5.0〜5.5GVだとのこと。

しかし、グラスから飲むと、5.0GVの方が炭酸ガス含有量が多いからか舌に炭酸がまとわりつく感じはあったものの、喉を通るときの差は言われないとわからないほどでした。

改めてボトルから飲むと、口の中、そして喉での爽快感が維持されて、強炭酸を越えた「ペプシ史上最強炭酸」らしさを感じられたので、飲むときにはペットボトルからそのまま一気に行くべき。また、炭酸ガス含有量が増えているだけに、より長時間にわたって炭酸が残るようで、その点でも炭酸好きには嬉しい品です。ゼロカロリーにこだわりがないのなら糖類入りの方を選べば、コカ・コーラより強い炭酸のコーラを楽しむことができます。