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 先日結婚を発表した、歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優・藤原紀香(44)。翌日には、都内ホテルでツーショット会見を行うと同時に、藤原紀香は同日にブログを更新して「とても緊張していましたが、終始、リードしてくれたので安心でした」「私たちの言葉で皆様にお伝えすることができましたこと、その場を設けてくださいました各関係者の方々に感謝いたします」と、感謝の言葉とともに会見での様子を明かしている。

 祝福モードの一方で、両者の結婚はあの芸能人たちをも賑わせている。

片岡愛之助は熊切あさ美との二股騒動があった。先日、熊切あさ美が参加したイベントの囲み取材では、当然のように片岡愛之助の結婚につていの質問が飛び交っていました。そして、彼女以上に注目を集めているのが、藤原紀香の元旦那、芸人の陣内智則です」(芸能関係者)

 藤原紀香はお笑い芸人・陣内智則と2007年に結婚。ゴールデンタイムに放映された2人の結婚披露宴は高視聴率を叩き出し、当時話題となった。芸人と女優の“格差婚”としても注目を浴びたものの、2年後には破局。陣内の浮気が原因とされたこの一連の騒動は、今でもバラエティでイジられているほど世間を賑わせたニュースだった。

■結婚がもたらした新たな問題点

 片岡愛之助と藤原紀香の結婚報道後、陣内智則のTwitterには「結婚おめでとうございます!」などの“祝福のイジりコメント”が殺到している。陣内はTwitterで「僕宛に『結婚おめでとう!』の祝福コメントが凄っごい来てます。。あの〜みんな送るとこ間違っとるよ〜」とツッコミいれるほど。最終的には「…おめでとうございます♪」とお祝いのコメントを残した。

 “紀香ショック”以降、徐々に人気を戻しつつある陣内に、当事者の二人よりも熱い視線が送られているのはなぜなのか。
「藤原紀香の結婚には、熊切からの略奪・二股騒動を経てのゴールインというイメージが強い。正直、いいイメージを抱いていない一般の方も多いんです。藤原紀香を祝福するくらいなら、陣内をイジっておこうという反応だと受け取れます」(別の芸能関係者)

 また、この結婚は藤原紀香の仕事にも影響しかねないのだとか。芸能関係者が続ける。

「略奪のイメージが強いこともあり、テレビ番組のスポンサーが紀香の出演に難色をしているようです。本来であれば祝福ムードが続くうちは、テレ番組へのゲスト出演が増えるのですが、実際にゴールインしてしまったことで、反対にメディアへの露出が激減することが予想されています」

 離婚、二股騒動、梨園妻になる難しさなど、幾多の困難を乗り得てのゴールイン。プライベートの充実はえられようとも、女優・藤原紀香としての芸能生活にはまた大きな障害がうまれてしまったようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。