馬総統、蔡次期総統と会談へ 対中国大陸政策など意見交換か
(台北 24日 中央社)馬英九総統が30日に民進党の蔡英文次期総統と会談することが23日、蔡氏の事務所の発表で分かった。馬総統は、蔡氏を総統府に招き、両岸(台湾と中国大陸)や外交について意見交換を行いたいとしている。
総統府の関係者によると、同府の曽永権秘書長と民進党の呉ショウ燮秘書長(幹事長)が、第2回政権引き継ぎ会議の日程を検討する過程で、馬総統と蔡氏の会談を優先することで一致。開催が決まった。(ショウ=金へんにりっとう)
馬総統はこれまで、蔡氏が総統選挙で勝利した1月16日や、自身が南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島に訪問する直前の同25日に、蔡氏に対して会談を呼びかけており、2月19日に開かれた第1回政権引き継ぎ会議でも曽氏を通じて実施を提案していたという。
民進党側は、会談場所や内容については呉氏と曽氏が協議するとしている。蔡氏の総統就任は5月20日。
(葉素萍/編集:杉野浩司)
総統府の関係者によると、同府の曽永権秘書長と民進党の呉ショウ燮秘書長(幹事長)が、第2回政権引き継ぎ会議の日程を検討する過程で、馬総統と蔡氏の会談を優先することで一致。開催が決まった。(ショウ=金へんにりっとう)
民進党側は、会談場所や内容については呉氏と曽氏が協議するとしている。蔡氏の総統就任は5月20日。
(葉素萍/編集:杉野浩司)