カレーの辛さにキレたことのあるYOSHIKIが、遂にカレーをプロデュース!
「カレーを嫌いな人はいない」というセリフをよく聞きますが、いくら何でもそれは言い過ぎ。例えば記者は基本的にカレーが好きですが、実の母親が作るカレーは大嫌いでした。汁ビチャビチャで、全然おいしくないんだもの。要するに、ものによると思うのです。
そういえば、カレーに関してあまりにも有名な伝説があるのはご存じですか? 東京ドーム公演リハーサルの楽屋で用意されていたカレーが辛すぎて、X JAPANのYOSHIKIが激昂。テーブルなどを引っくり返して荒れに荒れ、リハをせずにそのまま帰ってしまったという"カレーが辛い事件"のことです。
本人のフォローのために追記すると、そのカレーは本当に辛かったらしい。試しにTOSHIが一口食べてみたら汗が止まらず、YOSHIKIに至っては倒れてしまうほどだったとのこと。
これは、カレーにトラウマができてもおかしくないぞ……。
と思いきや、なんとこんな新商品がリリースされていました。その名も『X JAPAN YOSHIKI伝説 キレ辛カレー』(税込680円)。
これは、ローソンとHMVにて展開されている「X JAPAN 限定グッズ」の一つ。なんと、YOSHIKI氏本人も開発に携わっています。
「楽屋で食べたカレーが辛くてキレてその日のリハーサルから帰ったあの逸話をもとに商品化いたしました」(発売元である「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者のコメント)
伝説を知る者からするとシャレが効いててインパクト大だし、このような商品の製作にGOを出したYOSHIKIさんのビッグハートにも感激ですよ!
当然このカレー、キレちゃうくらいに辛いんでしょうねぇ……。
「辛さを通り越して痛いです。また、付属の香味スパイスを振り掛けますと辛さが倍増します。avexのご担当者様と弊社の社員は試食後、辛すぎて具合が悪くなりました」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
そんな辛いカレー、YOSHIKIさんに食べさせるわけにはいかないんじゃないだろうか……。
「もちろんYOSHIKI様ご本人には試作の段階でいくつもパターンを作り、すべて試食していただきました。真っ黒でチャツネ多めなのが『おいしい』とご本人から感想をいただいています」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
よかった、ご機嫌麗しくて……。
というわけで、その辛さはどれほどのものなのか試してみたいと思います。実際に、「キレ辛カレー」を購入してみました!
封を開けると、中にはレトルト袋と謎の赤い粉末が。
これはいわゆる"辛味スパイス"で、赤唐辛子やブラックペッパーが含まれています。パッケージ裏には「辛さが物足りない方は、別添の辛味スパイスでお好みの辛さに調節してください」と記されており、なんだか挑戦状のような気がしないでもない。
では、まずはレトルト袋を熱湯で5〜7分温めます。
5〜7分経過したら、手にとって切り口を開ける。……早速、辛い匂いが"ツン"と鼻に届きます。もう、どういう種類の辛さなのか想像してしまえる特徴的なスメル。このルーを、お皿によそりましょう。
ルーの色は、ブラック。何かの度が過ぎてこうなったかのような黒色です。
「大量の水が必需品となるほど辛いですが、おいしい! 具のお肉も大きく、食べごたえがあります」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
これは、色々な意味で期待値が高まるぞ。じゃあ、辛味スパイスをかけて……
いただきま〜す。
あっ、おいしい! たしかに辛いけど「辛いからおいしい」という種類の辛さです。単に辛みの激しさばかりを追求するベクトルとは明らかに異なる。バクバクいけちゃいます。
……なんて感想を抱いていた15秒後に、たまらない辛みがやってきたっ! 超辛い!! まず舌の上が辛くなって、それが喉に届き、1分後には胸に来る。カラーッ! こうなったら、水か冷たいお茶が必需品になってきます。
とは言え、一口パクっと食べるとおいしいから、食は進むんですよねぇ。後味の辛さがつらいのと、口に入れた時においしいのが裏腹。ちょっと唾を飲み込むと、辛みが鼻にツンと来ちゃうし。おいしいから辛うじてキレてないけども、おいしくなかったら完全に私だってキレてますね。
そんなカレーの中に紛れるゴロッとした具をすくうと、それは牛肉でした。
これをバクッといくと、おいしいし辛みを中和してくれるし、その存在にはなんだか救われた気分になりますよ!
さぁ、ようやく半分まで食べ切りました。
おいしいんだけど、メチャメチャ体力を消耗します。食事後には、用事とか入れとかない方がいいですよ? リハーサルとか、絶対ダメ!
そんなこんなで、10分以上をかけて完食です。
食べ終わった直後は、辛みの激しさで口の中を換気したいから「ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ」って息が荒くなるし、胸の辺りには焼けるような感覚が。数分でそれらはおさまるものの、次第にお腹が痛くなってきた。冗談抜きで、カレー完食後の数十分は動けませんでした。キレるほどの体力も残ってない。でも、何度も言いますけど、なぜかおいしいのです。
実は今回、カレーと共に『X JAPAN YOSHIKI伝説 キレ辛カレーチップス』(税込380円)も同時発売されています。
「カレーと同様に、水がマストになるスナックです。あと、ビールが進みます」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
聞くところによると、カレーとは辛さの種類が違うらしい。これも実際に購入し、身をもって体験したいと思います。
では、いただきますー。……ぐあ゛っ。 これは、舌と喉に速攻でヒリヒリがやって来る! でも、カレーほどのダメージはありません。たまに「ゴホッ、ゴホッ」とむせちゃうし、ドリンクがないと完食は不可能だけど、やみつきになる辛みです。ポテトチップス特有のジャンク感と辛さがナイスマッチング!
そして、たしかにビールが欲しくなります。チリソースの効いたホットドッグを食べると、ビールが飲みたくなるじゃないですか? あれと同じテンションでしょうか。
要するに、普通においしい。食後は心なしか胸の辺りが熱いけども、カレーと比較するとそこまで構えることもない。常備しておきたい辛さ&おいしさですね!
ところで、このようなコンセプトのカレーが商品化されるなんてファンにとっても衝撃だと思うのですが、今までにどのような反響が寄せられていますか?
「Twitter上では『本当に辛い!』『辛いを通り越して痛い!』『ヒリヒリする!』『辛いけどおいしい!』『色がヤバい』など、多数のコメントをいただいております」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
なんだかんだで、皆さん喜んでそうだから何より。辛いけど、キレて帰った人はいなさそう。ナイスプロデュースです、YOSHIKIさん!
(寺西ジャジューカ)
"カレーが辛い事件"にあやかって商品化
そういえば、カレーに関してあまりにも有名な伝説があるのはご存じですか? 東京ドーム公演リハーサルの楽屋で用意されていたカレーが辛すぎて、X JAPANのYOSHIKIが激昂。テーブルなどを引っくり返して荒れに荒れ、リハをせずにそのまま帰ってしまったという"カレーが辛い事件"のことです。
本人のフォローのために追記すると、そのカレーは本当に辛かったらしい。試しにTOSHIが一口食べてみたら汗が止まらず、YOSHIKIに至っては倒れてしまうほどだったとのこと。
これは、カレーにトラウマができてもおかしくないぞ……。
これは、ローソンとHMVにて展開されている「X JAPAN 限定グッズ」の一つ。なんと、YOSHIKI氏本人も開発に携わっています。
「楽屋で食べたカレーが辛くてキレてその日のリハーサルから帰ったあの逸話をもとに商品化いたしました」(発売元である「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者のコメント)
伝説を知る者からするとシャレが効いててインパクト大だし、このような商品の製作にGOを出したYOSHIKIさんのビッグハートにも感激ですよ!
当然このカレー、キレちゃうくらいに辛いんでしょうねぇ……。
「辛さを通り越して痛いです。また、付属の香味スパイスを振り掛けますと辛さが倍増します。avexのご担当者様と弊社の社員は試食後、辛すぎて具合が悪くなりました」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
そんな辛いカレー、YOSHIKIさんに食べさせるわけにはいかないんじゃないだろうか……。
「もちろんYOSHIKI様ご本人には試作の段階でいくつもパターンを作り、すべて試食していただきました。真っ黒でチャツネ多めなのが『おいしい』とご本人から感想をいただいています」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
よかった、ご機嫌麗しくて……。
「キレ辛カレー」を食べ、倒れてしまいそうになった記者
というわけで、その辛さはどれほどのものなのか試してみたいと思います。実際に、「キレ辛カレー」を購入してみました!
封を開けると、中にはレトルト袋と謎の赤い粉末が。
これはいわゆる"辛味スパイス"で、赤唐辛子やブラックペッパーが含まれています。パッケージ裏には「辛さが物足りない方は、別添の辛味スパイスでお好みの辛さに調節してください」と記されており、なんだか挑戦状のような気がしないでもない。
では、まずはレトルト袋を熱湯で5〜7分温めます。
5〜7分経過したら、手にとって切り口を開ける。……早速、辛い匂いが"ツン"と鼻に届きます。もう、どういう種類の辛さなのか想像してしまえる特徴的なスメル。このルーを、お皿によそりましょう。
ルーの色は、ブラック。何かの度が過ぎてこうなったかのような黒色です。
「大量の水が必需品となるほど辛いですが、おいしい! 具のお肉も大きく、食べごたえがあります」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
これは、色々な意味で期待値が高まるぞ。じゃあ、辛味スパイスをかけて……
いただきま〜す。
あっ、おいしい! たしかに辛いけど「辛いからおいしい」という種類の辛さです。単に辛みの激しさばかりを追求するベクトルとは明らかに異なる。バクバクいけちゃいます。
……なんて感想を抱いていた15秒後に、たまらない辛みがやってきたっ! 超辛い!! まず舌の上が辛くなって、それが喉に届き、1分後には胸に来る。カラーッ! こうなったら、水か冷たいお茶が必需品になってきます。
とは言え、一口パクっと食べるとおいしいから、食は進むんですよねぇ。後味の辛さがつらいのと、口に入れた時においしいのが裏腹。ちょっと唾を飲み込むと、辛みが鼻にツンと来ちゃうし。おいしいから辛うじてキレてないけども、おいしくなかったら完全に私だってキレてますね。
そんなカレーの中に紛れるゴロッとした具をすくうと、それは牛肉でした。
これをバクッといくと、おいしいし辛みを中和してくれるし、その存在にはなんだか救われた気分になりますよ!
さぁ、ようやく半分まで食べ切りました。
おいしいんだけど、メチャメチャ体力を消耗します。食事後には、用事とか入れとかない方がいいですよ? リハーサルとか、絶対ダメ!
そんなこんなで、10分以上をかけて完食です。
食べ終わった直後は、辛みの激しさで口の中を換気したいから「ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ」って息が荒くなるし、胸の辺りには焼けるような感覚が。数分でそれらはおさまるものの、次第にお腹が痛くなってきた。冗談抜きで、カレー完食後の数十分は動けませんでした。キレるほどの体力も残ってない。でも、何度も言いますけど、なぜかおいしいのです。
同時に「キレ辛カレーチップス」も発売
実は今回、カレーと共に『X JAPAN YOSHIKI伝説 キレ辛カレーチップス』(税込380円)も同時発売されています。
「カレーと同様に、水がマストになるスナックです。あと、ビールが進みます」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
聞くところによると、カレーとは辛さの種類が違うらしい。これも実際に購入し、身をもって体験したいと思います。
では、いただきますー。……ぐあ゛っ。 これは、舌と喉に速攻でヒリヒリがやって来る! でも、カレーほどのダメージはありません。たまに「ゴホッ、ゴホッ」とむせちゃうし、ドリンクがないと完食は不可能だけど、やみつきになる辛みです。ポテトチップス特有のジャンク感と辛さがナイスマッチング!
そして、たしかにビールが欲しくなります。チリソースの効いたホットドッグを食べると、ビールが飲みたくなるじゃないですか? あれと同じテンションでしょうか。
要するに、普通においしい。食後は心なしか胸の辺りが熱いけども、カレーと比較するとそこまで構えることもない。常備しておきたい辛さ&おいしさですね!
ところで、このようなコンセプトのカレーが商品化されるなんてファンにとっても衝撃だと思うのですが、今までにどのような反響が寄せられていますか?
「Twitter上では『本当に辛い!』『辛いを通り越して痛い!』『ヒリヒリする!』『辛いけどおいしい!』『色がヤバい』など、多数のコメントをいただいております」(「ダブルカルチャーパートナーズ」担当者)
なんだかんだで、皆さん喜んでそうだから何より。辛いけど、キレて帰った人はいなさそう。ナイスプロデュースです、YOSHIKIさん!
(寺西ジャジューカ)