頬杖をつくと黄昏モードに入り、まったりしますよね。ちょっと小休止みたいな。ビジネスマンにとって、密かに大事な瞬間です。
とはいえ、時間に追われてたらそんな場合じゃない。キーボードを打ち込み続ける必要がある。両手はせわしなく動いてます。

頬杖と打ち込み、同時にできませんかね? ……聞くまでもない。できるわけないです。

あごにフィットするよう丸みを帯びた「手」


ちょっと待て。これを使えば可能かもしれない。サンコー株式会社が昨年11月より発売している『あごのせアーム』(税込4,980円)が、強い味方なのです。


デスクに、手のひら付きの「アーム」が設置されてるじゃないですか! これに「あごのせ」したらいんですね?


「弊社社長がもともと腰痛持ちで、姿勢がすぐに悪くなってしまうんです。なので手にあごを乗せて作業することもあったのですが、そうすると今度はひじが痛くなってしまう。そこで『道具を使って"あごのせ"できないか?』と考えたのが、商品開発のきっかけでした」(担当者)
最もこだわったのは、手の形。手のひらのように丸みを持たせ、やわらかいウレタン素材であごにフィットするように仕上げたそうです。



要するに、このアイテムを使うことで生まれるメリットは2つ。
「重い頭を乗せると背筋が伸び、頭の重量を支えて楽になることを狙った商品です」(担当者)



実際にあごを持ってもらいながらパソコンしてみた


パソコンに向かいっぱなしだと、どうしても猫背が悪化する。しかも私、頭の重さが影響してか首に痛みが生まれ、整体に行くこともしばしばです。ひょっとして、記者に『あごのせアーム』はぴったりのツールなのではないか?
当然、取り寄せるでしょ!

はい、届きました。


このパーツを組み立て、デスクに取り付けると、ものの5分強でこの状態に!



なんか、絵的にアームが浮いてるなぁ。半信半疑でチェアへ座り、アゴを乗っけてみました。……なんでしょうか、この感覚。測ったかのように、パソコンと対面するには絶妙過ぎるポジション! 高さ良し、角度良し、そして姿勢良し!! それでいて、楽チンです。手のひらが湾曲しているので、あごを置いても心地いい。置き場として、具合がいい。


横着しながら、素晴らしい姿勢をキープすることができます。

もちろん、実用性も問題なし。アームがあってもパソコンを見つめる視界は邪魔しないし、キーボードを打ち込む手つきの障害にもならない。これ、仕事人間に最適のビジネスツールじゃないの!?
「机に固定して使うものなので、特にデスクワークの多い方に好評です。長時間机で作業する方に重宝いただいているようです」(担当者)

手のひらをピロー代わりにしたり、果ては腕枕代わりにする人まで!


ビジネスマンといえども、休息は大事。休憩時には、手の平の角度を変えて"お昼用"として使用してください。こんな風に、頬杖をつくと超絶気持ちいいから。


大胆な人は、チェアの肘掛けに設置してピローにしたり


勢い余って、腕枕にするのもアリかもしれない。(もちろんお昼休み限定)



「デスクワークの姿勢が楽になった」という反響が数多く寄せられているようですが、デスクで仮眠をとる際も手のひらで優しく包み込んでくれます。
(寺西ジャジューカ)