女として見られると気持ち悪い…新タイプの“こじらせ女子”が増加中

<みきーるの女子マインド学>

 男性に“女”として見られると、「気持ち悪っ!」と思ってしまう――。

 そう言い切る女子が増えてきたように思います。それも、キライな人に口説かれたとか、痴漢に遭ったとかではなくて、「合コンに行った」、「コクってきた人とご飯に行った」など、自発的に男性と時間を共にしながら、相手を「気持ち悪っ!」と思うのだそうです。

 なんかヒドイ気がしますが、私はこれを「“女”として見られると気持ち悪っ!症候群」と名付けました。一体、女性たちの心に何が起きているのでしょうか?

◆“女”として見られると、何が気持ち悪いのか?

 仕事仲間や友人など、異性として見ていなかった人に好意を持たれ、「気が重い」とか「居心地が悪い」と思うのはわかりますが、「気持ち悪っ!」とバッサリやられると、さすがに男性を気の毒に思います。

 しかし、20〜30代の女子にリサーチしてみると、みなさん口を揃えて「いや、気持ち悪いんですよ」とおっしゃる。で、何が気持ち悪いかというと、「この男が、自分を性的対象として見ていることにゾッとする」のだそうです。

 えええええ!? 男性らしいアクションを起こさなければ、「最近の男は草食系で物足りない」とか言うくせに??? またまた男性が気の毒になってきます。

◆“選ぶ側”に慣れすぎて“選ばれる側”としての免疫がない

 逆に男性は、好みでない女性に好かれても「気持ち悪っ!」と思うことはないようです。これはおそらく、男にとって「自分を好きな女=開けられる扉」であり、開ける開けないにかかわらず「扉のカギは多いほど誇らしいから」ではないでしょうか。

 しかし、女にとっては「自分=秘密の花園」。カギを手渡すのは、自分の眼鏡にかなったとっておきの男でありたいのです。

 それに昨今は、ジャニーズ、俳優、声優、スポーツ選手、アニメ、乙女ゲー、果てはエロメンまで、女性が一方的に恋心を満たすコンテンツに事欠きません。またSNSの浸透により、自分は安全な場所で他者を値踏みするという立ち位置に、みんなすっかり慣れてしまっているのだと思います。

 で、夢世界の理想男子に慣れた目で一般人を見たらギャップが大きすぎ、「もし付き合ったらこの人とHしなきゃいけないの!? ないない、気持ち悪っ!」と、なる模様。

◆なんでわざわざ「気持ち悪っ!」と思いに行くのか?

 そんな不遜な態度で、なぜわざわざ「気持ち悪っ!」と思いに行くのでしょう? 前出の女性たちに問うてみると、「やっぱり結婚はしたほうがいいと思うから……」と言います。

「思うから……」のあとには、「その前段階としての“彼氏”を作るべく、男性と会ってみた」と続き、さらに「でも結局ピンとこない人に色目を遣われてもイヤな気しかしないし、こんな思いをするくらいなら時間もお金もムダ」という本音が隠れているようです。

 これはおそらく、「納豆は体にいいらしいから渋々食べてみたけど、やっぱマズイしクサイし、こんなの食べるくらいならケーキ食べて幸せでいたい」みたいなことのよう。自分から納豆売り場に繰り出して試食して納豆をディスる! 的な感じですね。

◆脱・“女”として見られると気持ち悪っ!症候群

 ちょっぴり勝手な「“女”として見られると気持ち悪っ!症候群」から抜け出すには、冷静な女になることです。

「体にいいのはわかってるけど、納豆は好きになれない」のなら、無理に口にすべきではありません。

 逆に食べるなら、「納豆ってパスタやオムレツにも合うらしいね。どんな味かな?」など、前向きな気持ちで箸をつけるべき。相手が好みであろうとなかろうと、出会いの場で異性に興味をもたれるのは当然のこと。

 これを受け付けられないうちは、むやみに合コンだの相席居酒屋だのに行かないほうがいいかもです。誰に好意を向けられても、「ご興味をお持ちいただき、ありがとうございます」くらい思えるようになってから、動きましょう。

 まもなく桜の季節。「彼に、女として見てもらえて幸せ!」と思える恋が訪れるといいですね。<TEXT/みきーる>
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』