クイズで知る「突然死しやすい生活習慣」3選

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2月25日、大阪・梅田で暴走した自動車が歩行者をはね、運転手と歩行者1人が亡くなる事故がありました。その原因は、運転手が「大動脈解離」という突発性の心疾患を起こしたことだったと報じられています。

「大動脈解離」は心臓近くの血管に亀裂が入る病気で、最悪の場合は即死の可能性もあります。この病気をはじめとする心疾患や、脳血管疾患は、突然死の代表的な例であり、厚生労働省調べの平成26年のデータによれば、日本人の25%がこの2つの疾患のいずれかで亡くなっています。

■突然死の予防は血管を強くすること

医学博士の池谷敏郎さんによれば、脳血管疾患と心疾患はいずれも血管が切れたり詰まったりする病気。つまり、突然死は血管が原因となっていることがほとんどで、血管を強くすることが突然死の予防につながると訴えます。

池谷さんの新刊『突然死しないのはどっち?』(すばる舎刊)は、突然死を予防するための生活習慣のイロハをクイズ形式で教えてくれる一冊。では、どのようなことが予防につながるのでしょうか。本書から3つ、ピックアップしますので試してみてください。

◇1:トンカツに使うソースは「つけて食べる」と「かけて食べる」、どっちが健康的?

高血圧の原因の一つでもある「塩分」。ついつい摂ってしまいがちですが、突然死を避けたいのなら減塩は欠かせません。そこで意識したいのが調味料の使い方です。しょうゆやソースなどは意外と塩分が多いので、量を調節しにくい「かけて食べる」のはNG。先に小皿に出しておいてから、少しずつつけて(浸して)食べるようにするとコントロールできます。

ほかにも、減塩調味料を活用したり、ラーメンやうどんの汁を残したりするなどの対策はありますが、決定打がないのが難点。コツコツとやっていくしか予防する方法はありません。

◇2:飲み会の前に「ウコンを飲む人」と「牛乳を飲む人」、どっちが健康的?

ウコンといえば「飲み会の味方」として人気ですが、池谷さんによれば「ウコンによる二日酔い防止の効能は、必ずしも科学的に証明されているわけではない」のだとか。逆にウコンを飲んだからといって安心し、飲み過ぎてしまうこともあります。

池谷さんが勧めるのは「牛乳」。空腹の状態よりも、胃腸からのアルコールの吸収を少し緩やかにしてくれる効果が期待できるそうです。しかし、牛乳の効果も確固たるものがあるわけではなく、最終的には「酒は飲んでも飲まれるな」を守るしかありません。

◇3:仕事中に尿意を感じたときに「我慢する人」と「すぐにトイレに行く人」、どっちが健康的?

仕事中に感じた尿意。一区切りつくところまでは我慢しようとしたことはないですか? 実はこれはNG行為。尿意を我慢すると、それだけで血圧がかなり上がるといいます。

また、座る時間が長ければ長いほど、肥満や糖尿病になりやすい傾向があるので、こまめに立って歩いたりしたほうが健康にはいいのです。尿意を感じたらすぐにトイレに行くように心がけましょう。

■まずは自分の生活習慣を見つめ直そう

『突然死しないのはどっち?』は、さまざまな質問を通して自分の生活習慣を見直すことができるようになっています。本書の内容を通して、自分の生活がいかに乱れているかを把握し、少しずつ改善していくことが、突然死を防ぐことにつながります。皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)