キャストの一人、リチャード・ギア
 - Elisabetta A. Villa / Getty Images

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 映画『アイム・ノット・ゼア』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』の脚本家で『メッセンジャー』では監督を務めたオーレン・ムーヴァーマンが手掛ける新作『ザ・ダイナー(原題) / The Dinner』に、演技派俳優が結集していることがDeadlineほか複数メディアで報じられた。

 本作は、2009年に出版されたヘルマン・コッホのベストセラー小説「冷たい晩餐」を映画化する作品。監督兼脚本は、ムーヴァーマンが務める。原作の舞台はオランダ。元教師のパウルとその妻クレアが、パウルの兄で次期首相候補のセルジュと妻バベットとレストランで食事を共にする。そして晩餐が進むにつれて、彼らの息子たちが起こした凄惨な事件によって4人が直面している問題が明らかになっていく。

 人物名は原作と若干違うが、弟ポール役に映画『あなたを抱きしめる日まで』のスティーヴ・クーガン、その妻役に『私が愛した大統領』のローラ・リニー、兄役に『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』のリチャード・ギア、その妻役に映画『トランセンデンス』のレベッカ・ホールが挑戦することになっている。撮影は1月21日からニューヨークで行われる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)