パリ・サンジェルマン(PSG)は25日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節でマルメと敵地で対戦する。ズラタン・イブラヒモビッチにとっては、故郷マルメへの帰還だ。

イブラは「スタジアムが5倍大きくて、もっと国際試合に適していれば、満員になっていたはずだ」と語る。だが、マルメの本拠地は収容1万8000人だ。そこで、イブラは街の広場を借りてパブリックビューイングができるようにした。「こうすればみんなが試合を見られる」。UEFAの公式サイトで、イブラは「組み合わせを見たときに、すぐに広場を予約した」と明かした。

「少なくとも2万5000人はいるだろううね。スタジアムは小さいし、みんながショーを楽しめるわけじゃない。だから広場を借りたんだ。みんながショーを楽しめるようにね」

イブラヒモビッチのマルメ帰還は特別なイベントだ。だからこそ、ダフ屋も動いている。チケット1枚が2100ユーロ(約27万4000円)前後になっているのだ。

イブラヒモビッチはマルメとの絆を次のように述べている。

「試合中に起きるすべては、僕が準備した。もちろん、たくさんの人が助けてくれたけどね。僕はマルメとずっとコンタクトを取っており、今や今後について話している。自分の経験を生かした助言をたくさんしようとしているよ」

そして、2つの希望があると語った。

「マルメがトップに立つところを見たい。PSGでは、CLで勝てる可能性がある。僕らは最強のチームではない。でも、様子を見よう」