24日にサン・ニコラ杯が行われ、ミランが優勝した。バーリとインテルにそれぞれ1-0で勝利している。バーリ戦はオウンゴール、インテル戦はアンドレア・ポーリのゴールが決勝点だった。インテルはバーリに2-0と勝利。レイ・マナイとフレディ・グアリンが得点を挙げている。

45分ずつ計3試合が行われたサン・ニコラ杯。第1試合はミランがバーリと対戦した。4-3-3のミランはプレーを支配し、オウンゴールで先制。ケヴィン=プリンス・ボアテングが追加点に迫るシュートを放つ場面もあった。本田圭佑は出場していない。

ミランのメンバー: アッビアーティ、カラブリア、エリー、シミッチ、フェリチョーリ、ロカテッリ、マウリ、ノチェリーノ、スソ、クルトーネ、オドゥアマディ

第2試合はインテルがバーリと対戦。3-4-1-2でスタートしたインテルは、ミラン戦よりも活発となった一戦で、31分にマナイのゴールで先制。さらにロドリゴ・パラシオとのパス交換からグアリンが追加点を奪った。

インテルのメンバー: カリソ、ダンブロージオ、ラノッキア、ジェズス、ギャムフィ、グアリン、ニュクリ、ブロゾビッチ、ドドー、パラシオ、マナイ

第3試合は今季5度目のミラノダービー。戦績はミランの3勝2敗となった。インテルは3-5-2でスタート。ミランは引き続き4-3-3だった。ミランはユヴェントス戦で左太ももを痛めた本田が欠場している(練習はしているが、ミランはリスクを冒すことを望まなかった)。

好発進したのはインテル。25分にギャムフィからマナイに良いボールが入るが、マナイまでは届かず。ミランは7分、スソのシュートがカリソを襲う。こぼれ球を狙ったノチェリーノシュートはクロスバーを越えた。8分にはドドーのパスからグアリンのシュートがアッビアーティを襲う。

ミランは14分、デ・シリオからノチェリーノ、そして中央のポーリとわたって先制点。その後は両チームが交代をして関心が薄れ、そのままミランの勝利に終わった。

インテルのメンバー: カリソ、ダンブロージオ、ラノッキア、ジェズス、ギャムフィ、グアリン、ニュクリ、ブロゾビッチ、ドドー、パラシオ、マナイ

ミラン: アッビアーティ、カラブリア、メクセス、サパタ、デ・シリオ、ポーリ、ロカテッリ、ノチェリーノ、スソ、ボアテング、ハマディ