ユヴェントスのエルナネスが20日間離脱することになった。チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦で、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はさらにマルティン・カセレスとサミ・ケディラも欠くこととなる。パトリス・エヴラは回復するかもしれない。これが、決勝トーナメント進出が懸かるマンC戦を2日後に控えたユヴェントスの状況だ。

ミラン戦で内転筋を痛めたエルナネスは、23日に検査を受けた。重度1の損傷が見つかっている。回復には約3週間を要する見込みだ。エルナネスはマンC戦のほか、パレルモ、ラツィオ、セビージャ、そしておそらくフィオレンティーナとの試合を欠場することになる。

ユヴェントスにとっては、開幕から21度目の筋肉のケガだ。ケガ全体では28度目となる。

右ももの筋肉のオーバーワークでカセレスもマンC戦を欠場。以前のケガの箇所を再び痛めたケディラは、約1週間の離脱とみられる。デリケートな状況だけに、日々コンディションをチェックすることになるだろう。

エヴラのケガはそこまででなかった。左足首の挫傷を負った同選手だが、23日から24日にピッチに戻る予定だ。ユヴェントスのスタッフは楽観している。だが、アッレグリ監督がマンC戦での起用を決めるのは、試合前になってからだ。エヴラが欠場する場合はアレックス・サンドロがいる。

一方、ジョルジョ・キエッリーニは『Sky Sport』で、マンC戦について次のように述べた。

「マンCがもっと落ち着いている方が良かったね。素晴らしいタレントたちがいるチームだ。もう少しリラックスしてくれていた方が、よりチャンスを生かすのが簡単だっただろう。彼らはすごく気をつけてくるだろうし、リベンジに燃えているだろうね。僕らは素晴らしい試合をしなければいけない。決勝トーナメント進出を決めなければ」

「スクデット? 僕らの順位でスクデットについて話すことはできない。試合ごとに考えていこう。大事なのは、今からクリスマスまでコンスタントにやり続け、上にいるチームたちとも差を詰めていくことだ。少しずつ順位を上げていくために、僕らは頑張らなければいけない。クラブも言っているけど、まず目標とすべきは3位以内だ」