長友、完全アウェーのイラン戦は「プレッシャーより楽しみが強い」

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 日本代表は国際親善試合のイラン代表戦を翌日に控え、12日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムでトレーニングを行った。練習後、DF長友佑都が記者団の取材に応じている。

 長友は、敵地で臨む強敵との試合を前に、「アウェーで本当に厳しい戦いになると思いますけど、ワールドカップ予選のつもりで、負けられない戦いだと思って、勝つために戦いたいと思います」と親善試合ではあるものの、負けられない試合だと主張。そして、最新のFIFAランクでアジアトップ(39位)につけているイランの印象については、「すごいレベルの高いチームだと思います。やっぱりクロスからの得点も多いですし、身長が高い選手も多いんで、しっかりとクロスの対応だったり、マークをしっかりつけるように頑張りたいと思います」と話し、フィジカル面の強さを警戒した。

 そして、「何年か前にここ(アザディ・スタジアム)で完全アウェーの中でやった試合っていうのを、僕もテレビで見て覚えてます」と過去の日本対イランの試合を振り返った長友は、「プレッシャーはないですね。楽しみの方が強いです。どんなサッカーができるのか楽しみです」と、かつてテレビで見ていた相手との実戦を前に、プレッシャーよりも期待感が強い様子を見せている。

 そのイラン戦の会場となるのは、1カ月前のアフガニスタン代表戦でも使用されたアザディ・スタジアム。練習前にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督が芝生の長さを気にしており、長友も「ちょっと長いかなってことは感じてます」と明かしつつ、「どんな状況でも自分たちのサッカーをしっかりできるようにやりたいと思います」と、ピッチコンディションに惑わされることなく日本のサッカーを披露したいと強い気持ちを見せた。