31日午後9時の天気図と衛星画像。

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きょうも前線の影響で、沖縄から東北にかけて雨が降りやすく、傘が必要になりそうです。すでに長崎県の対馬市では50年に1度の記録的な雨となっていて、同市美津島付近で午前3時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨を解析しています。

前線の南側に暖かく湿った空気が流れ込み、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定で、このあとも局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

あすにかけては西日本から東北の広い範囲で局地的に大雨になる可能性があります。なお、大潮の時期のため、九州の西の沿岸を中心に高潮にも警戒・注意をして下さい。

(気象予報士・中村 美公)