『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』

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ドキュメンタリー映画『ロバート・アルトマン/ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』が、今秋に東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。

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ロバート・アルトマンは、『M★A★S★H マッシュ』『ナッシュビル』『ロング・グッドバイ』『ザ・プレイヤー』『ショート・カッツ』『ゴスフォード・パーク』などの作品で知られる映画監督。2006年に逝去するまでに、『ベルリン国際映画祭』金熊賞、『カンヌ国際映画祭』監督賞、『ヴェネチア国際映画祭』金獅子賞をそれぞれ受賞したことほか、『アカデミー賞』名誉賞にも輝いている。

同作は、敵も味方も多く、「ハリウッドに最も嫌われ、愛された」とも言われるアルトマンの人物像に迫る作品。ロケハンや製作現場でのメイキングシーンや、自宅や旅先で撮影されたホームムービーなど、未公開映像が数多く盛り込まれているほか、初期の産業映画やテレビドラマ、未公開作品やインタビュー映像などのアーカイブと共にアルトマンの人生を紐解いていく。

また、同作ではアルトマンにゆかりのある人物が多数出演し、彼について証言。出演者には、ジュリアン・ムーア、ブルース・ウィリス、アルトマンを師と仰ぐポール・トーマス・アンダーソン、エリオット・グールド、サリー・ケラーマン、ライル・ラヴェット、リリー・トムリン、アルトマンが監督を務めた実写版『ポパイ』で主演を務めたロビン・ウィリアムズらに加え、アルトマンの妻キャサリンや子どもたちも名を連ねている。メガホンをとったのはドキュメンタリー映画『ザ・ヒストリー・オブ・アメリカン・コミックス』などで知られるロン・マン。