真剣な眼差しでミルコ戦決定について語る美濃輪
6日、PRIDEを主催するドリームステージエンターテインメント(以下、DSE)本社で、5月5日大阪ドームで幕を開ける『PRIDE無差別級GP開幕戦』の対戦カード発表会見が行われた。

会見には榊原信行DSE代表、高田延彦PRIDE統括本部長に加え、美濃輪育久が出席。会見の冒頭で榊原代表が「来週くらいまでは、(無差別級GPの)随時対戦カードを発表していく」と挨拶すると、続いて高田本部長が今回決定した対戦カードを発表。追加対戦カードは、エメリヤーエンコ・アレキサンダーvsジョシュ・バーネット。そして、美濃輪育久vsミルコ・クロコップの2試合となった。美濃輪vsミルコに関して、高田本部長は「藤田選手が(ミルコに)負けた直後に美濃輪は手をあげていた。彼の中に強い想いがあった。5〜6年の夢が実現する」とビッグカード実現の経緯を語った。

遂に実現するミルコ戦について、当の美濃輪は「自分の中では倒さなきゃいけない選手。体格差は関係ないということを証明したい。この大会に革命を起こしたい」と真剣な眼差しで述べた。

記者からミルコについての印象を聞かれると「(ミルコは)キン肉マンでいうならバッファローマン。ハイキックはロングホーン」、「5年前から倒すイメージをつけている」、「現時点でもうヘブン」、「テーマはヘブン革命です」と美濃輪節を連発。気合いの入りようと伺わせた。

会見の最後には高田本部長も「美濃輪がミルコに綺麗に勝ったら、大阪ドームの天井に穴が空きますよ!」と自身も対戦経験のある元祖プロレスラーハンター・ミルコ討伐へ、美濃輪に大きな期待を寄せた。

5.5 『PRIDE無差別級グランプリ2006』-決定分対戦カード、大会概要