当時、枝野幸男経産相は標準的な家庭で電気料金への上乗せは「初年度で月額60〜120円」とし、国民の理解を求めた。ところが昨年、政府がまとめた電源構成別の発電コストはメガソーラーについて1キロワット時当たり30.1円〜45.8円と試算されている。従って政府決定は上限に近く、国民負担よりも事業者の顔色を窺うスタンスがより鮮明ということ。問題はその先だ。実は、日本に先んじて割高な買い取り制度を始めた欧州勢が、今や軌