普天間飛行場の移設問題が最悪の形で決着しようとしている。鳩山首相自らの設定した期限が5月末。おそらく来年か再来年の5月でない限り、公約実現は不可能であろう。 「できれば国外、最低でも県外」こう語って総選挙に勝利した鳩山首相だが、沖縄県民との公約は事実上破棄された。最後に残されていたグアム・テニアン・サイパンなどへの国外移設の可能性も、きょう(5月12日)、首相官邸自らがその芽を摘んでしまった。こ