テレビはもういらない!? 働く女性たちが「テレビ離れ」した理由
テレビを見る時間が昔より減った人というが多い時代。インターネットの普及が理由のひとつだと思いますが、それ以外にも最近の番組について思うところがあるはず。女性たちにテレビ離れした理由を教えてもらいました。
■バラエティ番組にひと言!
・「バラエティの内輪のノリがつまらない。ハーフタレントが増えてきたあたりから、前に前に出ようとする人が多くてウザい。ドラマも前のほうがよかった。日本を取り上げる番組が多すぎる。期待することは、夕方のニュース特集のような気軽に見られる情報番組をゴールデンでやってほしい」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
ハーフタレントや毒舌キャラなど旬の芸能人に魅力を感じる人もいれば、その逆も。人選が偏り過ぎてしまうと、同じように感じてしまうのかも。
■テレビはいらないと気づいた
・「地デジに対応しないまま見ないでいたら、そのまま必要にならなかったから」(22歳/小売店/事務系専門職)
ネットで情報が手に入る時代なので、テレビは必要不可欠ではなくなったのかも。
■海外ドラマは好きなのに
・「BSやHuluの海外ドラマが面白くて、地上波を見なくなった。海外ドラマを放映してくれるなら地上波のテレビももっと積極的に見ると思う」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
ついハマってしまう海外ドラマですが、地上波のいい時間にはなかなか放映されず……。
■深く掘り下げた番組が見たい
・「『マツコの知らない世界』のようなひとつのことを、ものすごく好きで極めているような人が出てくる番組がほとんどない。あのような視点はおもしろいと思う」(29歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
知的好奇心を満たしてくれる番組は、働く女性たちに人気がありそう。
■アイドルが苦手
・「歌番組で見るアイドルと呼ばれる人種がヒドイ。歌もヘタすぎで見るのもイヤになった」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)
ルックスから人気に火がつくイメージがあるアイドルの人たちですが、できれば実力も備えていてほしいですよね。
■完全な新作が見たい
・「一作ヒットすると、追従した番組とかスピンオフをつくりすぎてつまんない。もっとそれぞれ個性のあるものがあればいいのにと思う」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
元の番組が大好きだった人にはスピンオフ作品は待望かもしれませんが、そうでないと飽きてしまいそう。
■メインの時間が物足りない
・「ゴールデンに面白いバラエティ番組が減ってきた。深夜番組ばかり録画して見ている」(30歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)
昔は、「さすがゴールデンタイム!」と感動できる番組が多かった気がします。
■映像は必要ないかも
・「ラジオの魅力に気づく」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
家事などをしながら聴けるし、ラジオは便利でなかなか楽しめます。テレビ以上に好きという人もいそうですね。
■外での楽しみが優先
・「テレビよりも楽しいことがたくさんある。決まった時間にテレビの前にいることが難しくなった」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
飲み会や習い事の時間と重なってしまうことも。かといって、録画してまで見たい番組じゃなかったりして……。
■もっと新鮮さがほしい
・「どのチャンネルも同じような番組ばかりに思えてきた」(23歳/生保・損保/事務系専門職)
「番組がワンパターン」という意見がよく挙がっていました。
番組への要望や物足りない点を考えると、「これでもか!」というぐらい出てくるかもしれません。昔は娯楽の王さまといわれたテレビですが、選択肢が増えた現在では、そのポジションには当てはまらなくなりつつあるようです。でも、テレビをまったく見ない毎日というのは寂しい気もしますね。
(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数243件(22〜34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません