中国メディア・網通社は12月30日、ホンダが2015年に中国市場で6種類の新車を発売予定で、中国で売れ筋のSUVも含まれていることを報じた。(イメージ写真提供:(C)Serdar Başak/123RF.COM)

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 中国メディア・網通社は12月30日、ホンダが2015年に中国市場で6種類の新車を発売予定で、中国で売れ筋のSUVも含まれていることを報じた。

 記事は、ホンダ中国での合弁会社である東風ホンダが初となる中型SUVとミニカーの2車種をリリースしてラインナップを強化するほか、同じく合弁会社の広汽ホンダも国外ですでに発売済みである新世代のシティを発売、ホンダの高級車ブランド・アキュラも中型SUV・RDXの改良型、中-大型SUV・MDXのハイブリッド版、そしてスポーツカー・NSXの3車種を市場に送り出すと紹介した。

 そして、3車種をリリース予定であるアキュラについて詳しく解説。コンパクトSUVの位置づけだったRDXが大きくリニューアルし、2.4リッターエンジンを積んだモデルが出る見込みであるとした。また、14年にリニューアルをしたばかりのMDXに新たにハイブリッドタイプが追加されること、スポーツカータイプのNSXには、電動モーター3台とV6ツインターボエンジンからなるハイブリッドシステムに、デュアルクラッチのトランスミッションが組み合わされるとした。

 記事は、ホンダ車の14年1-11月の販売台数が前年同期比11.6%増の78万5008台だったことを紹介。15年はSUVを中心としたラインナップの充実により「中国におけるホンダの販売台数はさらに上昇するかもしれない」と締めくくった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Serdar Başak/123RF.COM)