インテルの新指揮官「フォーメーションは勝利をもたらさない」

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 インテルのロベルト・マンチーニ監督が、指揮官就任後の2週間を振り返った。クラブ公式HPが伝えている。

 マンチーニ監督は先月14日、ワルテル・マッツァーリ前監督の後任として就任。インテルを率いるのは、2008年以来2度目となっている。

 マンチーニ監督は、「この2週間は選手のことをより知ることから始めている。今は頭の中がクリアで、近いうちにクラブに自身の考えを話していこうと思っている」とコメント。「クラブは何でも取り組む準備がある。1月の移籍市場だけで、1年をかけて我々を手助けしてくれる選手を見つけることは容易ではない」と、補強についても言及した。

 また、フォーメーション変更に関しては、「慣れるまでに少し時間はかかるだろう。3バックから4バックに移行することは厄介」と語りつつも、「しかし、我々には4バックに慣れ親しんでいる選手もいると思う。究極に言えば、フォーメーションは我々に勝利をもたらすことはない」と主張した。

 マンチーニ監督の就任後、インテルはリーグ戦で1分け1敗となっている。