インテルは26日のセリエA第8節で、チェゼーナにアウェーで1−0と勝利を収めた。FWマウロ・イカルディのPKによる1点での勝利だったが、ワルテル・マッツァーリ監督はこれで良しとしている。

「この勝利は必要だった。選手たちはプレッシャーを感じていたんだ。おそらく、相手のGKが退場となったのはオーバーなジャッジだっただろう。私は、PKを与えてさらに退場というルールをなくすべきだと思う。愚かなことだが、数的優位に立つ前の方が我々は良いプレーだったしね。それから勢いがなくなり、勝負を決めることができなかった」

試合中、マッツァーリ監督は何度も選手たちに怒りを見せていた。

「我々は数的優位の中で多くのカウンターを無駄にしすぎた。追加点を奪えていたはずだ。軽率なところがあった。選手たちの気持ちは分かる。すべてがうまくいっていなかったこの時期を抜け出したいという意欲が強かったんだ。次はもっとシニカルになろう。とにかく、勝ち点3を獲得できた」

今季初出場のDFウーゴ・カンパニャーロについて、マッツァーリ監督は満足感を示している。

「今週の彼は良い練習をしていた。私は彼を信頼したんだ。私にとって重要な選手なんだよ。7年前から彼のことを知っている」

マッシモ・モラッティ氏が名誉会長職を辞任したことについては、再度こう振り返っている。

「私がインテルに来てから、クラブ内部の変更が続いている。私はモラッティと素晴らしい関係にあった。彼が私を望んでくれたんだ。だが、私がクラブの従業員であることに変わりはない。(エリック・)トヒル会長が私の続投を望んでくれるならそれでいいし、そうじゃないなら去るよ。サッカーは常にそういうものだ」